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純な彼女
【その他 官能小説】

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純な彼女-5

「?…あ、あの遼く…」
「射れるよ」
「えっ…?きゃぁあっ…!!」

次の瞬間、理沙の中へ自身を一気に押し込んだ。
その衝動に、理沙の身体が大きく跳ね上がる。

「くっ、キツっ…」
「あぁっ…遼く……怖い…っ…怖いよぉ…!」
「理沙…力抜いて…っ」
「ぁんっ、ぁっ、アァッ…!遼くん…遼くん…!!」

理沙の腰をつかんで、感情のまま中へ強引に出し入れさせた。
その下で、理沙は今まで見たことがないような淫らな表情をして、ひたすら俺にしがみついている。
そんな理沙をもっと俺のモノで犯したい。
もっと奥まで、溶けるように。

「アッ、アッ、アッ、あぁっ…」
「うっ…」

俺が腰を動かすたび、理沙の白い胸が上下に揺れ動く。
そのサマは思いのほかエロティックで、俺はさらに強く腰を動かしてみせた。
もしかすると俺ら、身体の相性がイイのかもしれない。
普段は物静かで大人しい理沙が、今は俺の名前を呼びながらカワイイ声で喘いでいる。
それはどこかのウソくさいAVや、安いエロ本なんかよりもずっと興奮したんだ。

「はぁんっ、あぁっ…」
「くっ…」
「やだ…なんか…変なの来ちゃう……!」
「うっ…俺も、やべっ、出るっ…!」
「いやぁぁっ…遼くぅん…!!」

その瞬間、俺は中から即座に自身を抜きとり、外に欲望を吐き出した。
愛のあるエッチって、こーゆーのを言うの?
よく分かんないけど。
気がつくと、俺は絶頂しながら理沙の身体を抱きしめ、唇を塞いでいた。





「さっき見たエロ本みたいな格好させられて、気持ちよかっただろ?」

あのあと、俺はベッドに寝転びながら組んだ両手を顎に乗せ、わざとらしくニヤついていた。
その視線の先では、理沙が顔を赤くしながらブラジャーを身に着けている。

「だってやばいくらいアンアン言ってたしさぁ、理沙って実はエロいんだ」
「!遼く…っ」
「次はどんな事させちゃおうかな?」

そう言って、軽くスカートをピラッとめくろうとしたら、理沙に慌てて止められた。
そして真っ赤な顔をして、ポカポカと胸板をたたかれる。
…全然痛くないけどね。

「遼くんのエッチ…!変態…!もう帰るっ!」

あーあ。怒っちゃった。なんか、小学生相手してるみたいだな。
でもそんな理沙がすげー可愛くて、めちゃくちゃ愛しくて。初めて感じるこのフワフワした気持ちに酔いしれていたくて。
思わず襲ってしまいたくなったけど、あえて我慢するかわり、思い切り胸の中に抱きしめた。
そして驚いた顔をする理沙の手をすくい上げ、わざと甘く囁きかける。

「もちろん送っていきますよ。お嬢様」

セックスの感想は聞かせてもらえなかったけど。ま、いーか。
次はぜってー言わせてやるから。
覚悟しておけよ。


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