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信じる者は救われたい
【コメディ 恋愛小説】

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信じる者は救われたい11-3

キーン…コーン…カーン…コーン


風「………りゅーとは行ったか?…」

雷「…ぉ……ぉぅ…外のコンビニまで行くって言ってたから、しばらくは平気だ…」

り「ふぅー…しかしどぅなってんだょ!すげぇ調子狂うんだけど!!」

雷「まぁある意味…昔のりゅーとに戻った?のかもしれないけど…」

風「いゃ…むしろ反動でパワーアップしている気がする…」

く『むぎゅぅ〜…りゅーとがイジメッコになっちゃったよぉ〜↓↓』

あ『…今までの……お返し……?』

風「あはは♪そーぅかもね〜☆」

く『うぅ〜…↓昨日までの、ヒネクレりゅーとが懐かしいよぉ』

あ『……良かった……りゅーと…』

り『え!?飛鳥はあんなんで良いのか!
根暗馬鹿からただの馬鹿になっちまったんだぞ!?』

あ『…りゅーとは…りゅーと……何も変わってない……照』

り『ぃ…いゃ…汗。
何照れてんだよ…?
私は前のがまーだマシだぜ…社交性増しても結局!態度デカイままだし』

?『そんな事はありません!確に元から口はあまり良くありませんが…あんなに優しい方は、そぅはいません!』

り『はぁ〜?あいつが優しい!?』

雷「ウーン…確に優しい…ってか甘いよな…」

風「うん…笑」

り『おぃおぃ!だってあの野郎…入学早々1人で2・3年の教室回ってヤン僧共占め倒したんだぞ?!』

風「でも、去年の3年が卒業式の後、お礼参りに来た時は黙ってやられてあげた…」

く『なんで???』

?『もぅ彼等に会う事は無いだろうからです…入学当時に喧嘩をしかけたのは、周囲の人達に自分を恐れ嫌わせる為ですから。』

風「あいつは人との関わりを恐れてたからね…他の何よりも慕われ好かれる事を…」

雷「あぁ、卒業する奴達が後輩に占められたって傷作ったままじゃ申し訳ない…とか馬鹿な事考えてんだよ!笑」

風「僕からしてみれば、負けたままにしといた方が、喧嘩の強弱なんてくだらないものに捕われないで、他人の痛みが解る、マトモな人間に更正出来ると思うんだけどね〜笑」

雷「そっ、だから【優しい】じゃなく【甘い】!!笑」

?『確に時には非情な優しさも必要ですが、そぅなれない龍人先輩も素敵です…☆惚』

あ『……同感……照照』


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