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信じる者は救われたい
【コメディ 恋愛小説】

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信じる者は救われたい1-2

俺はそこでようやく気付いた…その娘の存在に…。その娘も一人の人間だと…。人を人とも思わない行い…好きな相手が好きな他の女とくっつく為の出汁にされ、必要無くなった途端にあんな酷い事を言われて……
それでも尚、プライドをかなぐり捨てて、俺を許し俺を必要だと言えるその強さと美しさに溢れたあまりに高貴なプライドに…俺は自分を恥じた…。
その後…俺は元彼女への気持ちは一気に冷めたが、事の転末を話した、しかし彼女はその娘を鼻で笑いそんなのに騙されるなと宣った……俺は自分の愚かさを思い知った……しかしその娘とも付き合わなかった。付き合えるワケもなかった…。

そして中3になり…また幸福にも彼女が出来た…俺は何よりも誠実さを求めた。気持をセーブし、自分にも相手にも誠実に。些細な嘘もつかず、出来うる限り全てを話し全てを受け入れた…。
しかし…彼女は裏切った…唯一の親友と思っていたツレと二股をかけ、その男も彼女がいるにも関わらず二股をかけ陰で2人で騙されている俺達をあざ笑っていた…
その後問いつめても無意味だった…罪悪感どころかそれすらも自分達の都合の良いスパイス…退屈な日々の彩り程度にしか彼等は感じていないと知って怒る事すら馬鹿馬鹿しく思えた

俺は悟った…
誠実とは無意味なものだ…
純粋とは愚かなことだ…
恋とは醜いものだ…
信じる者は救われない…
そして…この世の中で最も醜いモノは
自分自身なのだと…

続く…
注意!この小説はラブコメです!今だ登場人物一人だけど…誰が何と言おうとラブコメです。汗


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