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ペナルティ・ゲーム
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ペナルティ・ゲーム1-2

ドキン

康太は自分の心臓の鼓動が確実に早まっている事に気付く。

「…は、はい。それなら喜んで…」

(なんだ!結果オーライ!どっちに転んでも気持ちよくなれるんじゃん!神様はいたんだ!人間努力はするもんだ…)
康太は完全に先走っていた。

 康太の返事を確認した恵理は少し微笑んでから最初の命令を口にする。

「よしよし。やっと観念したわね?じゃあ罰ゲーム、始めるわよぉ。まずは…着ているモノを全部脱いで下さ〜い!」

(着てるモノ?全部?)

「…あ、あの〜、全部っつうと下着の方もいきなりですか…?」

恵理はテーブルに頬杖をつきながらニヤケ顔で答える。

「当然!全部よ、ぜんぶ!気持ちよくなりたいんでしょ?」

(こういうのはお互いに脱がし合ったりしながら、少しずつ裸になっていくのでは…??
 まぁ、最後はどうせ脱ぐんだけどね…。自分だけ全裸っていうのは恥ずかしいな。)

「早くしないと、気持ちの良くない罰ゲームに切り替えちゃうよぉ?」

「…!?…わ、わかりましたよぉ!脱ぎゃいいんでしょ、脱げば…」

康太は恵理に背を向けて服を脱ぎだした。しかし、恵理はそれを許さなかった。

「体をこっちに向けて脱いで。気持ち良くしてあげるけど、一応罰ゲームだからね!少し位恥ずかしいのは我慢しなさいよぉ?」

「そ、そんなぁ〜!?」

「文句ある!?」

「…ぐすっ。…ないです。」

康太は顔を真っ赤にしながら恵理の方に向き直り、ワイシャツのボタンを一つずつ外していく。ワイシャツを床に落とすとズボンのベルトに手をかけた。

「んふふっ。手伝ってあげようか?」

「…!自分でできるよっ!」

やがてズボンも体を離れ、Tシャツと靴下をもゆっくりと脱ぎ去った。その間、恵理はニヤニヤと薄笑いを浮かべながらじっとその様子を見守っていた。
 あとは股間を守る布が頼りなく残されているだけだ。


恥ずかしい。


だが恵理は視線を逸らさない。

チラリと恵理の表情を確かめてみる。

瞬間、恵理と目が合った。
恵理は可愛いらしい笑顔で康太を見返す。

(だめだ、許してくれそうもない。)

 そう悟った康太は意を決して、震える手をトランクスに引っ掛けた。そして一気にそれを足首まで押し下げると、すぐに両手で股間を覆い隠した。そのスピードはニュートリノのごとき速さであった。
 康太はその体勢のまま顔を俯かせ、体を硬直させている。


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