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ゆきのした。
【家族 その他小説】

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ゆきのした。-7

 とりあえず、腕を解い……たものの、…どうしよう。 姉ちゃんを
 落とさない様に脱出するには…

 右足を出来る限り伸ばして姉ちゃんの体を跨ぎ、ソファーを越し
 地に足をぴったりとくっつける。

 両手で小さくブリッジの体勢を作り、左足を40度ほど曲げておく。

 そして全身に力を込め、左手と左足でバネのように力強くソファーを押し
 左半身を跳躍させる!

 更に右手で体勢を崩さず手を付けたままにしておき、右足で体を
 落とさない様にして踏ん張る!

 動きに沿い、丁度全身が姉ちゃんの体を飛び越えたその時!

 付けっぱなしだった右手で力の限りソファーを突き放し、上体を浮かせた後に
 踏ん張っていた右足を外側に捻り、左足を着地させる!!




 って感じでアクション風味にやろうとしても失敗するだけだからな…。

 大体そんなに身体能力良くないから無理だ。

 ならばどうするべきか。

 …普通に起きれるかもしれない。


 ゆっくりと上体を起こし、両足を揃えて浮かせ、全身を右に向かす。
 姉ちゃんを跨いで両足から着地。

 ………なんだよ、出来たじゃないか。


 ギリギリで横になっていると危なっかしいので、位置をずらしておいた。

 布団……の代わりにバスタオルを掛けてあげた。 僕も既に布団を持ってこれるほど
 体力が残されていないのだ。

 どこで寝ようか…。


「………おやすみ」

 姉ちゃんの隣、正確には、ソファーの横(床)で寝ることにした。 ちょっぴり寒い。




「………………………ぐう」

 いびきを立ててみた。

 返ってくるのは静寂だけ。


 瞼を閉じても寝付けない。

 何故かって?

 姉ちゃんが落ちてきそうで怖いからです。

 …場所変えよう。


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