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冷たい情愛
【女性向け 官能小説】

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冷たい情愛7 side 紘子-5

「あん…ああ…ああ…」

彼の背にシャワーの湯がかかり、彼の髪も濡れる。
そんな彼の髪が愛おしくて、私は手を沿え撫でる。
彼は視線を上げることはなく…執着な程、舌の遊戯を続けている。

彼が私の性器に顔をうずめ嘗め回す姿は…
いやらしいとしか表現できなかった。


彼がふと、視線を上げた。
目と目が合う…

これが私だったなら主人に尽くす犬に見えただろう。しかし今の彼は…



獲物を食い尽くす…一瞬前の…猛獣のような目。




私は彼に…いとも簡単に食い尽くされるのか…。
今夜も私だけが歓喜の鳴声をあげて…。

「あん…あ…」

声が浴室に響く。
それが嫌で…私は自分の指を甘噛みし、声を押し殺そうとした。

「んん…ん…」

彼はそんな私の声色の変化に気づいた。
四つんばいのまま後退し、今度は私の足の先端を舐める。


ゾクゾクした。

自分の足の指を、犬のように男が舐める…それは一見、私が主導権を持つプレイに思える…

でも…それはありえない。

彼が私を食い尽くし…私が彼に食い尽くされる…
私は、ただ彼にされるまま…


足の指が彼の口に含まれた。彼は舌で指の内側を舐め始める。

「きゃ…ああ…あ…」

彼は更に私の指に吸い付く。
骨までしゃぶり尽くす獣。

そのまま脛…膝…大腿…脇腹…胸…肩…鎖骨…首筋…

彼の舌は、私の全身をくまなく規則的に舐める。


首筋から耳…うなじ…そのあたりになってくると、彼の息を直接感じて…
彼の裸体に抱きしめて欲しくて堪らなくなる。

うなじから頬…

そして彼の舌は、私の唇にたどり着く。
彼はキスではなくて…私の唇をぺろっと舐める。


綺麗な一重の目…

私が言葉を発しようと口を開いた瞬間…
彼は私の口腔内に、自分の舌を挿入してきた。

舌が絡まる…

私も必死で舌を動かそうとするが…彼はそれを許さず、自分の舌の動きを激しくさせた。


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