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増えいく行動
【青春 恋愛小説】

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増えいく行動 第二章-1

日曜日…。
七時に目がパッチリと覚めた。とゆうか眠れなかったっと言うほうが正しい。高校に入り早々こんなことになるとはね…。理由は言わなくてもわかると思う。


あの時の屋上であった後だ。

「んじゃさ!…何処がいいんだろう?」
「俺に聞くか…」
屋上で誘われた日から数日たって金曜日。俺と七海は屋上で話していた。教室だと七海の声が大きいため周りの目線が痛々しく俺に向いて来るからだ。なんせ七海は顔立ちがいいから男子から結構好評価だったりする。だからその男子組の中からデートしよ?てきな事を言えば少々ながらいい男がついて来そうな気がする。そう思うと何故パッとしない俺なんかをデートに誘ったのかいまいち疑問である。でも断るのもなんだか悪いしあの顔を見てしまった以上断るほうが無理だろう。
俺なんかよりもっとパッとした奴を誘えばいいのに…。
頭の中でそう思いつつ口を開く。
「あんたの好きなようにしなよ」
「んじゃ…カラオケ!」
「却下!」
「え〜!」
カラオケを速攻したパスその理由。ズバリ俺は音痴だからだ。
「いいじゃん楽しいよ〜?ストレス発散だよ〜?」
「俺はストレス溜まってないから大丈夫」
あっけらかんと答える。ストレス発散どころかストレスが溜まって来るだろう。
七海はとゆうと…。ムスッとした表情。
「んじゃなんだったらいいのよ?」
ちょいキレ状態の口調で言う。
「そうだな…。映画とか買い物とかゲーセンとか…そんなもんだったらいいが」
「んじゃボーリング!」
普通に俺の意見無視!好きなようにしろと言わなくてもこれは好きにしてたと思う。
「ボーリングか…いいが2人じゃつまんないかもしれないぞ」
「ん〜…んじゃやめよう!」切替え早い!


そんなこんなでツッコミを心のなかでして話し合った結果はこうだ。
映画館の近くの駅集合!→映画を見に行く→ゲーセンで遊ぶ→買い物→解散?
っといった感じらしい。取り合えず俺の意見をそのまま実行することとなった。


そしてそんな予定をこなす日曜日…。
取り合えず出かける支度を済ませる。服はそう迷わなかった。とゆうか迷うほど服はなかった。朝飯のパンを一枚かぶりつき牛乳を流し込む。
その他色々やり、終わった時には8時ぐらいを回っていた。
そろそろだろうと携帯と財布をポケットのなかにあることを確認して俺は家を出た。


電車にゆられ三十分…。
一応待ち合わせの駅につく。駅の東出入口にて集合とゆう内容メールを頭のなかで思い出してその場所へと向かう事にする。
「しゅ〜くん♪」
改札口に続くエスカレータに差し掛かる前に俺の両肩にポンと手が置かれてた。この声と人目を気にしないこの行動は…。
「ななっうぶ!」
「おっ!引っ掛かった」
七海か?と振り返ろうとした俺の頬に七海のすらりと伸びた人差し指がぶすりと刺さった。
こんな奴と今日は過ごすとなると早くも気疲れして来た俺であった。


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