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stand up to evil heart<少年時代
【戦争 その他小説】

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stand up to evil heart<少年時代・2-4

【ドタン】
B「ぐふぇ」
Bは情けない声をだし倒れそのまま気絶した。


真と竜はすぐにドアの所に駆け寄った。

真「茜!なんでここに?」

茜「だって、2人が内緒でコソコソしてたから。それにこんなところに来るなんて心配だったから。」
少し涙目だ。
真「あぁーもう、悪かったよ。」

真は女の涙に弱い。

竜「まぁ、東城さん無事でなにより。」

竜は笑顔で言ってくれた。

茜「うん。かっこよかったよ!天童君。」

竜は照れ臭そうに下をむく。

真「あれれ〜俺の活躍は?」

茜「馬鹿!」
茜は笑いながら真に抱きつく。


茜「ねぇ、もう帰ろう。危険過ぎるよここ。」

真「悪いな、まだ調べたいことがあるんだ。」

竜「真、それじゃあ、東城さんが危険な目にあうぞ。今日は帰るべきだ。」

真「だったら2人で帰れよ。俺はいくぜ。」


茜「ばかっ!……天童君帰ろう。」
茜は竜の手を引っ張り教室から出ていってしまった。
竜「東城さん?……おい真!」

竜は必死に2人を説得しようとしたが…………駄目だった。

真「ふぅ〜。」
真(調べることあるからな。茜は竜にまかせりゃ大丈夫だろう。)
そう思い、出ようとしたとき

A「おい、待てよ。真とか言う人。」
みんな忘れていたのだ、もう1人の存在を。
真「あっ忘れてた。」
声のするほうを向いた。左肩を負傷している少年がこっちに歩み寄ってきた。

真「なんだよ。」
エアガンをAに向ける。
A「その銃下ろしてくれないか。」
そういいながら自分の拳銃を拾い納めた。

それでも真はエアガンを向けたままだ。
真「おまえ………」

A「もう、俺は、こいつらの仲間じゃない。」
Bの方を向いてそう言った。

A「それよりいいのか。あいつら、命狙われてんだぞ。」

真「えっ?」

A「ロッカーの中で聞いていたんじゃないのか?」

遠くの方から悲鳴が聞こえた。

【きゃーーー】

2人の命が危ない。


その時真は?

裏切り者のAは?


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