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[可愛い彼]
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[イジワルな彼〜止まらぬ思い〜]-3

ばっ!!

ビクッ!!

ヒロがヒジで自分の顔を覆う
「ゴメン…」
「私の方こそ…ごめんなさい。」
「…いや、いいんだ、行こっか」
気まずい空気が流れる
“嶋田さん、何か怒ってる…?”
「どうする?どっか行きたい所ある?」穂香は首を振り、ヒロに任せる
「じゃあ‥帰るか。送るよ」
“えっ!?‥まだ5時だよ。やっぱり怒ってるんだ…どうしよう!!”
「あの…!ごめんなさい」
「‥ん?怒ってないよ」
「ウソ。さっきから目ぇ見て話してくれないもの…私勘違いしてるのかな…?カレカノになれたって。」
沈黙が続く
「…私はまだ嶋田さんと一緒にいたいよ。だから帰るなんて言わなー」

ぐぃっー!
穂香の唇にヒロの唇が軽く触れた

“!!!!”
「ゴメン!!“帰る”って言ったのは、このまま一緒にいたら何するか分からねぇから…」
「‥……」
「‥顔が近付いて恥ずかしかったんだよ!俺、昨日から我慢してたから。ずっと、キスがしたかったんだー」
“嬉しい…私も今の気持ちを素直に伝えよう”
「私、もっと嶋田さんの事知りたいです!それに…私の事ももっと知って貰いたい」
「それって‥?」
コクンと穂香が頷く「意味分かって‥」「分かってます!私だって嶋田さんと同い年なんですから。子ども扱いしないで…」
穂香がヒロのシャツを遠慮がちに掴む
「穂香…」
ヒロの声が切なく響く
“…!!下の名前、初めて呼んでくれた。嬉しい…。”
「好きだ…」
「私も」
今までで一番、熱く、強く抱きしめ合う
“神様、私、こんなに幸せでいいのかな?”
*続く*


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