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ミュージカルボーイズガールズ
【コメディ 恋愛小説】

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ミュージカルボーイズガールズ番外秋編-3

───2時間後───
カリカリカリ…

「紅先生、終わりました」
静かに読書をしている紅先生に書き上げた英作文をみせる。
「どれどれ?フム………ほぉ………」
「……あの、どうですか?」
「…はい、これでいいですよ。じゃあ今日はこの辺で。黒周くんはもう帰ってもいいですよ」
「はい、じゃあ……」
「えぇッ!?秋くんもう終わったの!?」
「はい」
「帰るの?」
「はい、そうですけど?」
「先生、アタシも帰りたぁい!!」
「いいですよ?」
「ホントに!?やったー!」
「その英作文おわらして、単語の小テストしたらね」
「エ〜!?先生の鬼〜〜!」
「大丈夫ですよ、今日中には終わりますから♪」
「ふぇ〜ん!」
「じゃあ、紅先生、なぎさ先輩。先に帰らしていただきます」
「エッ!?待ってよ、一緒に帰ろぉよぉ?」
「すみません、今日は先客がいるんで。じゃあまた明日…」
「あっ!?秋く……」
バタン
「ん………」
「おやおや、ふられちゃいましたね?」
「仕方ないよ、秋くん人気あるから」
「そうですね、じゃあおしゃべりもそろそろにして英作文、おわらして下さいね?」
「あっ!?そうでした!!」


☆★☆★☆★☆★☆★

タッタッタッタッタッタッ

(まずいな、少し遅くなっちゃったよ)
いまオレが向かっているのは塾の近所の公園。城崎さんと一緒に帰るときはいつもここで待ち合わせる。……ん?なんだあの二人?

「ねっ?だから一緒に行こうって」
「そうそう、喫茶店でお茶するだけだから。ねっ?」
「いえ、あの、その、いま人を待ってるんで……」
「人ってだれ?彼氏とかぁ?それとも女友達〜?」
「いっいえ、彼氏とかじゃなくて、普通に男の子の友達を……」
「なんだぁ、男かぁ。いいよ、そんなやつほっといて、一緒に喫茶店でお茶しようよ」
「いえ、でも……」

ポンポン

優しくナンパ野郎A(仮決)の肩を叩くオレ。
「すみません、この子オレの友達なんですよ。城崎さんごめんね、遅くなって」
「う、うぅんそんなこと…」

ボスッ
ナンパ野郎Bの拳がオレの腹に入った。

「野郎に用はねえんだよ。どけ、ガキ」
「秋くん!」
「はいはい、君はこっちね!?」

ナンパ野郎Aが城崎さんを捕まえて座らせる。


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