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雨あがりの色
【女性向け 官能小説】

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雨あがりの色-3

「ごめんね、こんなこと、しようと思って部屋によんだわけじゃないんだけど…」
…じゃあなんでその手はシャツのボタンはずしてるんですか。
「あのとき、あなたが雨にぬれて鳴いてる仔猫ちゃんみたいで、胸がキュ〜ンって♪」
誰のせいだ、誰の。
「ひとめ惚れ、てやつ?」
「は?!!」
ちょ、ちょっと。ひとめ、惚れ。って。
「こ〜んなかわいい仔猫ちゃんが、こんな格好で、真っ赤な顔で、好きなひといるんですか?なんて。おにいさん、我慢できないわ〜」
おいおいっ。こんな格好させたのは、あんただろ。
一色さんは黒縁の眼鏡をとると、
「好きだよ、彩音♪」この笑顔に堕ちない女がいるか、と。
再び唇をあわせてきたときは、抵抗する力を失っていた。と、一色さんの舌が私の唇を押し広げる。
「ん…ん…ぅんっ」
唇の奥で自由になった舌は、執拗に私のそれに絡み付いて唾液を掬いとる。
息苦しく彼の唇から離れると、ふぅ、という溜め息にも似た声が洩れてしまった。
「彩音、かわいい…」
「い、…一色さん…や…やあ…」
一色さんはいつのまにか私の着ていたシャツのボタンをすべてはずしていて、右手は胸の膨らみを撫でていた。
「武人って呼んで。彩…」
また甘いキス。右手の指は胸の突起を捕まえ、優しくこねる。
「ん…は…いや、いっ…」
「嫌?嫌なの?こんなに感じてるのに?」
と耳元で囁くと、一色さん…武人さんの左手は私の太股を撫で、徐々に上に上がってくる。…つっと、茂みの中のすでに感じて湿っている部分に指を這わせた。
「ほら、濡れてるよ。」
「あ…やだ、やめて…た…武人さ…ん、んあっ」
秘部を這っていた指を一本、愛液の溢れ出るそこへ、挿入する。
「気持ちいい?彩……?」
「ぅん…ンッ…ああぁぅん…きもちぃ…」
「うれしい…♪もっと、乱れて、彩音…」
すると武人さんは私の両足を広げがっちり抱えると、その顔を秘部へ埋めていった。
「きゃっ…いやぁ…そんなとこ…はぅっ」
「彩音は『いやぁ』ばっかりだ…素直じゃない子にはお仕置きが必要だよね…」
「あぁぁっっ!!」
武人さんは指を二本に増やし、秘部をかきまわす。舌は秘部の上の充血したク○トリスを舐め回し、ピチャピチャと水音をたてて吸い付き、甘噛みする。
「あぁあぁあぁぁ!だめ、いっいっちゃうよぉっ!!」
「いいよ、イって、彩音…」
「ああああああっ!いくっいくぅー!あぁっ…あ…」
巧みな指と舌技でいかされてぐったりしていると、武人さんは私の耳元で甘く囁く。
「かわいい声でイッたね。ご褒美をあげようか。…何がほしい?」
「そ、そんなこと…」言えない。
「言わなきゃわからないよ、彩音。何をどこに、ほしいのかな?」
意地悪。こんな、綺麗な顔で、完璧なSだ。優しくも激しい愛撫の間に、武人さんは全裸になっていた。
私は彼の眼差し、声、体に、彼自身に、完全に魅入られていた。
「あ、彩音の…あそこに…武人さんの…これがほしぃ…の…」
私は彼のすでに充血して固くなっていた自身を撫で、懇願した。
「まぁ、最初にしては合格かな。ふふ、いいよ。彩音。ご褒美だ」ズチュッ。愛液で溢れた私の秘部に、いきりたった自身を際奥に挿し込む。
「あああああッ」
イッたばかりの敏感な秘部がキュン、と収縮する。武人さんは余裕の表情で、奥を貫き続ける。ズチュ…ズチュ…と子宮に届きそうなほどの深い挿入。
「ひ、ひゃうっ!ぁ、ひゃあっ!あっ!あっ…」
「はっ…彩音…気持ちいいよ…最高だ」
「あっ、あ!またイッちゃうよぉぉ〜」
「はっ…イイよ、彩音。一緒にいこう。」
「ぁ、あんっ!くぅっい、いっ…!!!」
「イクよ、彩…!!」
私の中で武人さんが弾けた。今まで感じたことのない甘い感覚に、私は眠りに堕ちていた…


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