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アイツ
【初恋 恋愛小説】

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アイツU-3

「いや、そんなこと全然な「お待たせーっ!蓮ちゃん復活してきましたー!!このコカコーラ、リョウに.....!」
一瞬、空気が止まり沈黙がおよそ4秒続いた。その沈黙をやぶったのはオレの彼女
「リョウ...その子誰?」
「え、いや、ただのバイト先の後輩なんだけど?」
「名前は?」
「友井マユ」
「へー!っていうか身長ちっちゃ!!!あたしと10センチぐらい差ぐらいあるんじゃん!!?」
「.....」
あ、アレ?なんか友井さん、泣きそうな顔してるけど...なんとかしなきゃなんかマジで泣くかも。
「あ〜!!でもまぁ、女子は身長小さい方が可愛いしいいんじゃん???蓮がデカいだけだべ!!」
「んだとこら」
「すみませんでした」
「フフッ」
「ちょっ、友井っち何笑ってんのさ!!!」
「蓮...友井っちって何?」
「ニックネーム!!可愛いじゃん??」
「..センスねぇ〜」
「うっさい、んで友井っちはこのバカに何か用があったりした??」
「あ、いえ、もう済みましたから..邪魔しちゃってすみませんでした!」
「いやいや、そんな事ないのに!」
「そうだよー!しかもリョウに謝るなんて人生損してるよ!」
「お前言い過ぎや!」
そうこうしてる内になんか友井はいなくなってた。存在感あんまないからな〜。気がつかなかった
「さぁーて!じゃあ新聞終わったし帰ろ♪リョウ、行こっ」
「なぜにそんな笑顔?」
「リョウが新聞ほとんど一人でやってくれたから♪」
「あ、そういや蓮、最初しかやんなかったじゃねぇか!!なんか代わりにおごれや!」
「まいっかー!!コンビニで1品だけならいいよ♪」
「よっしゃ、じゃあなんか飴買ってくれや!」
「ちょっと待ってよ!あたしだって小腹が空いたからなんか買うんだから!」
「あ、そうだったの?何買うべ?」
「これとこれに決定!リョウは?」
「オレ様はぁ、これだぁーっ!」
ビシッと蓮の目の前に品をかざす
「なになに...のど飴?」
「そーなんですよー!!ちょっと最近風邪気味っぽくてさ!」
「馬鹿は風邪ひかないって言うのにね〜...」
「ほっとけや!」
「ってうか.......言ってくれればいいのに...」
「え?なんか言った?」
「なんでもない!それより風邪はちゃんと治さなきゃダメだよ?」
「わかってるって♪っーかこんなん全然たいしたことねぇよー!」
ほんとはけっこうしんどいんだけど心配かけるわけにもいかねぇし偽りスマイルでなんとかごまかした。オレのたったひとつの特技だ
「ハァ〜、それより最近寒くね!?」
「そうだよね〜、早く帰って風呂にのんびりとつかりたいわー!」
「うっわ!ババくせー!」
「殺す!」
いってー...またアイツ容赦ないな〜.....そういやこの道曲がったら明日まで蓮と会えねぇや..
「ねぇ、リョウ?のど飴まだある?」
「ハイ?」
いきなりすぎる蓮の問いにびっくりして一瞬慌てた
「いや、ごめん。もうない、ほとんど噛んで食っちまった」
「バカ...のど飴なんだから噛んでどうすんの?」
「ま、いいじゃんいいじゃん!じゃ、蓮また明日な!」
「うん...」
なんか元気が感じられない声だったが疲れてるんだろうとあんまり気にしなかった


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