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School days
【学園物 官能小説】

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School days 4.2-3

片手がふとももに伸びてきた。ゆっくり撫であげられる。
「はぁ…っ」
零れる熱い吐息。
手は、あたしを焦らしながら、でも確実に恥部へと向かってくる。

―くちゅ…

指先がショーツの上から陰部を捕らえた。いやらしい音。
「聞こえた?」
あたしは恥ずかしくて首を横に振った。
「そっか…じゃ、こうしたら?」
楽しげな声と共に、あたしの体に走る電撃。びくん、と体が跳ねる。柿沢が
ショーツの裾から指を入れ、クリ*リスを擦り上げたのだ。
「まだ聞こえない?」
柿沢は、溢れる愛液を塗り付ける様に指を動かす。

っちゅぐっちゅ…

聞こえないはずがない。分かりきったコトなのに…
意地悪…
「き…こえてる…」
息のような声で言う。
「え?聞こえないな。もっとちゃんと言って?」
指使いが早く、激しくなる。更にたつ音。
「聞こえてる、ぐちゅぐちゅいってるよ…ぉっ、だから駄目、もう止め…っ」
昇りつめるあたし。
待って、早過ぎるよ!
でも柿沢には手を緩める様子などない。このままイかせる気なの…?
「な…つぐ…っ、や、激し過ぎるよ…あたしイっちゃうよ…っ」
「いいよ、イって?」
胸をいじっていた指も陰部に下りてきて、ゆっくり中に侵入してくる。
「んんっ!」
あたしは本棚に手をついて、必死に自分を支えた。

ねちゅぬちゅぬちゅ

中の指があたしを掻き回す。自然と動き出す腰。
「や、は…っ…あああ!」
体中の筋肉が強張り、そして瞬時に溶ける。
手だけでイっちゃったよ…
「そんなよかった?」
崩れ落ちるあたしを抱き止めながら、柿沢が言う。
「うるさい、ばか…」
「ごめんごめん。イかしたかったの」
柿沢は、言いながらあたしを低い本棚に乗っける。する、と脱がされるショーツ。
「乱れる梨衣見てたら、嫌な事何もかも忘れられるから」
「何それ」
「ん?エッチな梨衣は可愛いってコト」
いや、それ意味分かんないから…

ぐいっ

突然開かれる両足。陰部がさらけ出される。入れるんだろう、あたしはそう思った。だけど。

ぴちゅ…

「っ!?」
生暖かい感覚。舌が這わされたようだ。
「ちょっ…名継、またイっちゃうよ、ねぇ!」
…無視かよ。
「やだってば、名継!」
キュッとクリ*リスを甘噛みする柿沢。
「はうんっ!」
全身が痺れ、あたしは体を反らせた。
「ウルサイ。黙って」
柿沢は、そう言うとまた舌を這わせる。
「ん、はぁ、あ…ん…」
響く喘ぎ声と舐める音。一度イった体はすごく敏感で、すぐに限界に達した。
「や、あっ、名継!駄目、イっちゃううっ!」
慌てた様に柿沢が、あたしの唇をキスで防いだ。
「…馬鹿、声でかいよ」
「そんなこと言われても…声、抑えろってゆー方が無理だよ…」
息切れ切れに言うあたし。体が重い。
「確かに。悪かったよ」
コツ、と額が当てられた。髪をすく手。あたしを見つめる瞳。…あー、この目に弱いんだよね…
「いいよ…もう…」
くす、と微笑んで、柿沢はあたしの顔を自分の胸に押し付けた。
「ここでなら、思い切り喘いでもいいぜ」
あたしの両足が抱え上げられる。

ずぎゅうっ!

「んんんっ!!」
奥まで貫かれる。相変わらずこいつのは大きい。
「ん、ん、んんっ」
柿沢の胸に押し付けられたお陰で、声はそれほど漏れずに済む。
液の絡む音がうるさい。
「ん!んんっ!ん」
さすがに三回目は辛い。
受ける刺激毎に、体はびくびく反応を起こす。
「んん!んんんーっ!」
限界!ギブ!ダメ…ッ!
「んんんんっっ!!」
柿沢の制服を握り、あたしは本日三回目の絶頂を迎えた。


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