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ハズレ。
【学園物 恋愛小説】

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ハズレ。‐後編‐-2

『あー、疲れたぁ。』
校長室で一人だけの卒業式。それが今終わった。これで本当に卒業だ。
周りに一緒に喜ぶ友はいない。家族がいるわけでもない。でも・・
『お疲れ様、じゃあ行こうか。お祝いがてら美味しいもの食べに。』
後ろから聞こえてくる、大好きな女性の声。“母親”じゃなくても愛情をくれる人、そして自分も愛情を注ぎたい人。

それで、いいじゃないか。『そうだね、行こうか。
・・舞衣。』
俺は、後ろを振り向くと彼女の名前を呼び、その手を強く握り締めた。

‐終‐


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