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潜在願望
【ショタ 官能小説】

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「潜在願望〜2」-5

その場に立ち尽くす恵子、ビデオが切られてからは一言も発していなかった。
密度の高い出来事が一気に詰め込まれ、頭が破裂しそうだ。
家の中でコソコソとビデオを見ては、興奮して羨ましいと思いつつオナニーをしていた。
それがいきなり、情報と引き換えに、たぶん、きっと・・・・・恵子の心臓は身体を破裂させんばかりに血を送り出し、疼かせた。
そして次の日の日曜日、都心から少し離れたまだ自然に恵まれている場所、紙に書かれた住所に恵子はいた。
木々に囲まれた砂利道、すれ違いがやっとの道に車を走らせ、ナビの指示に眉を顰めながら不安が大きくなっていた。
すると、いきなり開けた場所に出る、駐車場らしく高級そうな車が数台停まっている、その中に昨日見た外車があった。
車を停め、横に伸びた細道を進んでいく、途中数字の書かれた札のさがる枝道が幾本かあり、その先に木々の間からトレーラーハウスが見えた。
その内の比較的近くにあったトレーラーハウスが微かに軋みをあげていて、恵子は勝手に妄想が広がり始めた頃、メインの建物らしき場所に着いた。


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