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『曇り時々みぞれ』
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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『曇り時々みぞれ』-1

先輩に初めて会ったトキ

まだ私は中一で
先輩は三年生でした。





私も
高一になって
先輩でない何人目かの彼氏が出来ました。
いっぱい笑って
いっぱい泣いて…
世界で一番好きでした。

初めて
愛してる
って思いました。
初めて
この人を失いたくない
って思いました。
初めて
結婚したいと
思いました。
初めて
彼氏といる幸せを
感じました。
初めて
駆け落ちしてでも
一緒にいたいと
思いました。



でも。
彼は
私との恋を終わらせました。

失いたくないモノを
失って
私は
もう笑えないと
思いました。
立ち直れないと
思いました。

恋なんて
もうしたくないと
初めて思いました。



その後
友達が
何人か紹介してくれました。
でも
全員が
メールのやりとりで
終わりました。

皆、あの彼氏と
『同じ』だとわかったのです。


所詮
からだ目当て。


学校偏差値なんか関係なくて
外見も関係なくて。
考えてるコトは
からだだけ。


『オレのコトは信用して良いから。』
という言葉が
私を
裏切ってきたのです。


結局私は
誰も
信じられなくなりました。


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