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愛しい人。
【OL/お姉さん 官能小説】

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愛しい人。-8

「ッ…あッ…」
要の噛みつくような愛撫に、思わず子宮が疼いた。
「ヤバイ…」
クリに刺激を与えられ、甲高い声がでる。
「ひゃ…ッあッ何がぁッ…?」
「…今日歯止めきかないかも…」
「ッいつもでしょ?」
「…」
要は無言で、中に入ってきた。
「あぁッ…ん…ッ」
怒らしたかな、なんて思ったけど、久しぶりのエッチに頭がふやけそうで、そんな考えも消えていく。
「そんな…ならしてないのにッすぐ入ったな…」
要は私と繋がったまま、湯船からでた。
「ッん…」
ちょっとの振動でも快感になる程、私の身体は要を求めている。
「も…ちょっと我慢して。死ぬほどイかしてやるから…」
「な…ッんんッ」
要は私を風呂場の縁に手をつかせた。
「動くよ…」
要は最初からハイスピードで腰を動かす。
「はッはぁッ…本当ッ激しッ」
さっき要が言ってた事も、強ち間違っていないようだ。
彼も相当我慢していたらしく、早くも快感の声をもらす。
「あぁ…千晴ッ…」
今日の要は、早い。
「あ…ッん…イきそう?」
「ッ出る…」
後ろから快感のため息が聞こえる。
「いいよ…ッ」
「ッあぁッ」
要は私より先にイった。
「悪い…今日、早いな。」
「ね。珍しく。」
「たまってたからさ…」
「ヌく暇もない程忙しかったの?」
「ヌくって言うな…。俺は千晴でしかイきたくないの。」
「…へぇ。」
「な、ベッド行こうよ。」
「うん…」
「今日は寝かさないから、覚悟して。」
「…はい。」

心配なんて、不安なんて、あなたに抱かれれば消えてしまう。

私って意外と単純なんだなぁと気付いた27歳の夜。


<完>


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