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「宇受賣神社の巫女」
【その他 官能小説】

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「宇受賣神社の巫女」-10

「な…、何をするんですか?」
 那美は不安になって後込みしたが、青年たちが彼女の手を取り、強引に座らせた。
「よし、ご開帳だ!」
「そーれ、よいしょっ!」
 かけ声と共に、那美の左足は大きく広げて持ち上げられ、膝の裏側が椅子の肘掛けに乗せられた。すかさず縄が巻き付いて縛り付ける。右足にも同じことが繰り返される。
「いや、いやっ!ダメっ、やめてっ!放してっ!」
 青年たちは、激しくもがく那美を押さえ付け、手足を輿に縛って固定した。手を結んだ縄は、輿の背もたれ部分を負うように後手に縛られ、体を隠すことができなくなる。
 那美の性器はすっかり露わになってしまった。つるつるに剃り上げられた下腹部の下に、周りの肌とほぼ同じ色のぷっくりした大陰唇があり、割れ目からわずかに桃色の花ビラが覗いている。
「お願いです。解いてください。ああ…、恥ずかしい…」
 泣きべそをかく那美に、困ったような顔で、青年団長が優しく言った。
「恥ずかしがる必要はありません。巫女の女陰は豊饒のシンボルであり、破魔の効果もある、我々の信仰の対象なのです。今日のようなハレの日には、皆にお見せいただかなければ困ります。」
 宥めるつもりで言っているらしいのだが、那美の羞恥心を煽る結果にしかならなかった。どうやら巫女は、折りにふれて性器を人目に晒さなくてはならないようだ。
「さぁ、出発だ!」
 青年団長の声にあわせて、神輿が抱え上げられ、ゆっくり鳥居をくぐった。
「ど…、どこに行くの…?」
 那美が尋ねると、神輿を担いでいた青年が答えた。
「お渡りです。村を練り歩いて、村の衆に女陰を披露し、福を授けていただきます。」
 脚を大きく開き、陰部を露わにした格好で村中を練り歩く…。想像しただけで、那美は顔から火が出る思いがし、気が遠くなりそうだった。

 笛と太鼓が奏でる賑やかな囃子と「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声に包まれて、神輿は集落の中を進んで行く。
「おおっ、巫女様じゃ!」
「見てご覧、あの、ぷっくりして柔らかそうな女陰。魔を退散させ、私達に恵みをもたらしてくれるんだよ。」
「ありがたや、ありがたや。」
 行く先々で、神輿は、大勢の村人や全国各地から集まって来た氏子、参拝者に迎えられた。彼らは手を合わせて那美の性器を拝み、神輿の後について歩いた。進むにつれて行列は長く伸びていく。
 村の入り口、道祖神の祠の前で、神輿は降ろされた。
 祠には新しい注連縄が飾られ、狩衣姿の村長と主な家系を代表する4人の顔役が待っていた。
「巫女様が、お渡りでございまーす!」
 青年団長が声を張り上げると、村長と顔役が神輿に近づき、恭しくお辞儀をした。
「さっそくのお渡り、恐悦至極に存じます。これより、道祖神の御前にて、地固めの儀式を謹んで執り行いまする。」
 村長がよく通る声で口上を述べ、懐から何かを取り出して、神輿の前にしゃがんだ。それは、昨夜、美沙子が那美に塗ったあの媚薬である。
「いやっ、それはダメ、塗らないで!」
 那美が必死に哀願しても、聞き入れられることはなかった。
村長は、貝殻の中身をたっぷりと指に取り、閉じ合わさった肉丘の溝に沿って、塗り込んでいく。
「あんっ…、だめぇ…」
 陰部が熱くなり、強烈な痒みが走る。陰唇がわずかに開き、ヌルヌルした愛液が滲み出て、村長の指を濡らした。
「あぅぅ…、そこはダメ…」
 敏感な肉芽を二本の指で挟みこむようにして、軟膏を塗り込んでいくと、那美の肢体が身悶えする。溢れ出した愛液と塗られた媚薬が交じり合い、ヌラヌラと濡れて光っている。
「さあ、巫女が戻られた。喜びの祭を始めようぞ。」
 そう言うと、村長は着ているものを脱いでいく。従者の娘たちがそれを手伝い、男根が露わになると、交互に摩ったり、舐めたりして勃起させる。


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