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『Beast of Prey』
【痴漢/痴女 官能小説】

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『Beast of Prey』-6

「ぅく…、まさかもうイッたのか?まだ終わりじゃねぇぞ」
つながったまま、身体を起こし、中腰になる。荒い息を吐いている千鶴の腰を掴んで持ち上げ、膝に乗せる体勢を取った。
ぐっ!
「はくぅっ!」
腰を突き上げる。
剣が全身を貫く感がした。
「ん…く。ふあ…」
「どうだ?千鶴?」
深く挿したまま千鶴の腰をグネグネと回している。
「ぐりぐり、いいです…。先っちょ奥にいっぱい当たるぅ…」
「イッたばかりだってのにまた感じてんのか?ほら、自分で腰動かしてみろ」
ぐぷっ!ぐぢゅっぢゅっ!
自ら腰を振る千鶴を見て満足そうに笑う。
「もっと締めてみろ!そんなんじゃ俺はイカねぇぞ!」
平手で腰を打った。
「ひ…くぅ…。あふ…」
「そうだ…、いいぞ…」
乳房を握り潰すように揉み上げ、耳元で囁く。
ぢゅくっ!ズブッズッズッ!
男は片手を千鶴の陰部に滑り込ませた。まさぐるように動く手が陰核を捜し当てると、押して摩擦した。
「ひゃうぅっ!」
千鶴の身体が震え、動きが止まる。
「やめるな!続けろ!」
「は…くっ…」
ずっ…ぐっぷぅ…。
「千鶴のクリも勃起してるぞ…。こぉんなぷっくり尖って…」
すりすり…。
「ひぁ…、くふぅ…」
「ゥ…ク、締め付けやがる…、いいぞ」
男もたまらず腰を振る。
「く…はぁ…、イキそうだ…。出すぞ…、中に…、ちづるぅ」
きゅむ!
陰核を抓り上げた。
「い…やぁあっ!いくぅっ!」
「すげぇ…!締まるっ!出る…出るぞ!」
二人の身体は同時に微動した。
ドクンッ…!
「はぁっ…、くぅ」
「あ…ひ、いっぱい出てる…」

男が陰茎を引き抜くと、千鶴の股から白いものが垂れ落ちた。
千鶴は呆けたような顔で短い呼吸を繰り返していた。
「まだだ…。今夜一晩中可愛がってやるからな…」
男の凌辱はまだ始まったばかりだった−。


朝、ホームで電車を待つ千鶴の携帯が鳴った。憂鬱な顔で携帯を見る。
メールだ。
送り主は「高田」。数日前の夜、千鶴を辱めた男だ。その名も本名ではないだろうが。
その当の本人はたった今、千鶴の真後ろに立っている。千鶴もそれは承知している。
メールを開いた。
<おはよう千鶴ちゃん。今日も頑張って働くおじさん達を元気づけてください。>
メールには画像が添付してあったが、千鶴はそれには手を付けなかった。見なくてもわかっている。
あの日の夜、いつの間にか携帯のカメラで撮られていた千鶴の乱れた姿−。
どうしてこんなことになってしまったのか、考えると頭が痛くなる。
電車が来るのが見えると、千鶴の周りを固めるように男が群がった。にやけた笑いを浮かべて。
プシューッ!
着いた電車のドアが開くと、ホームの人間は一斉に乗り込む。千鶴を取り囲む一団もその輪を崩さず乗り込んだ。

電車が徐々にスピードを上げて走りだす。千鶴は憂鬱な面持ちで全てを待つ。
背後の高田の手が伸びて、千鶴のブラウスのボタンを外した。
全開すると、我先にと一斉に無数の手が伸びる。
ブラは引きはがされ、捲くり上げられたスカートから覗くショーツは無造作に下ろされる。
数多の手が、手が千鶴の身体を撫で回した。またある者は千鶴の手を取って、自分の陰茎にあてがった。
千鶴は抵抗できず、いや抵抗せずにじっと身を任せていた。
鼻息を荒くし、千鶴を取り囲む男達に以前のような嫌悪感を抱かなくなっていた。
自分もこの男達と幾分の違いもない。そう考えるとこんなことは苦痛ではなくなる。甘んじて感じていればいい。
無理矢理そう思い込んでいるのか今ではもう解らない。
千鶴の尻にコンドームを付けた陰茎をこすりつけていた高田は、やがて射精すると、吐き出したそれを抜き取り、千鶴のバッグへと放りこんだ。
そして携帯を取り出し、千鶴へのメールを打ち込む。
<今夜はこのおじさん達も誘って可愛がってやろうか?>
千鶴の方を見ると、彼女は沢山の愛撫の中で眉根を寄せて恍惚に浸りきっていた。
−この獲物も首尾よくいった。また次の女を物色してみようか。
電車は朝日を受けて爽快に走り続けた…。


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