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俺の彼女のいいところ
【コメディ 恋愛小説】

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俺の彼女と妹の怖いところ-3

居間には俺、若菜、奈緒の三人が鎮座している。
居間には時計のチクタクチクタクと言う音が静かに響く。
まさに嵐の前の静けさってやつはこんな時の事をいうのだと身を持って体感している俺。
先程、若菜に奈緒を紹介したところなのだが…


……き、気まずい。
俺を除く二人はお互いを牽制しながら静かに闘志を燃やしている。
こんな状況…
どうする!?どうするよ俺!?(ライフカード風)


「あの…」
と奈緒が口を開く。
「中村さんは私の兄貴とどういう関係なんですか?」と奈緒は「私の」の部分を強調して言う。
「私は和之と恋人同士です♪」
と若菜は言う。
厳密に言うと若菜では無いのだが…
というか若菜さん。
言葉は笑ってる感じだけど、こめかみかなりピクピクいってますよ?

「あら〜中村さんったらおもしろい冗談を言うんですね。仮にも私の兄なんですから恋人ならもう少し魅力のある女性を選びますよ」そう言って奈緒はおほほ〜と笑う。

どこかからピキッという音が聞こえてくる。
「あら〜そちらこそ今時、ブラコンなんて流行らないじゃない?兄さん、兄さんなんて後ろついて行ってまるでストーカーみたいね」若菜もそう言っておほほ〜と笑う。

うわ〜すごいな〜。
二人の背後に龍と虎が睨み合っている姿が見えるよ。てか二人ともいやってほど青筋浮かんでるよ。

リアルに怖いなぁ…

「あの〜」
とおずおずと発言してみる。
「「なに!!??」」
二人とも…なんでこんな時だけ息がピッタリなんですか…?
「こんな事言うのもなんなんですけど…お二人とも何が理由で怒ってらっしゃるのでしょうか?」


一瞬、またシーンと静まり返り…その後、ブチッ!という音が居間に鳴り響いた。
「あんた何言ってんのよ!空気読めないほど落ちぶれたの!?」

「兄貴、バカなんじゃない!?こんな会話を聞いてわからないなんてバカの極みじゃん!」

うわ〜地雷踏んじゃった。ヤバイなぁ…
本気で命を覚悟しないといけないかもしれないな〜
とまたしても冷静に判断する。


そして…
「「ええい!死ねぇぃ!!」」俺の喉元にツインラリアットが炸裂した。
「ぐはぁ!!」
ラリアットを喰らって意識が遠退いて行く時に

あぁ…やっぱりこうなるのかぁ…
と思った。
そして、俺は意識を失った。


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