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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』(第1話〜第6話)-271

「ほら……こんなふうに……準備、できてるじゃないか……」
「や、やだっ……いじわる……んっ……」
 熱くあらぶる呼気が、耳に吹きかけられる。どうやら、興奮しているのは自分だけではないらしい。
「時間、もうすぐなのよ……」
 蓬莱亭での集まりが始まるまで、あと2時間もない。準備と移動時間を考えれば、動き出すまでのタイムリミットは、30分ほどであろうか。
「充分だよ、晶……」
「んっ……んんっ……」
 抗いの素振りは、見せ掛けのものだ。押し倒された時点で、晶はもうその身を亮に委ねている。彼の為されるままに、自分の全てを晒すつもりでいるのだ。
「えっち、なんだから……」
「いいさ。晶も、大好きだろ……?」
「う……ん……」
 気持ちの良いことを、心の底から好きな相手と楽しめるのは、本当に幸せなことである。
「亮の……まだ、固い……すごいね……」
 口内と体内とに、合わせて2発も放ちながら、まだまだ亮の大砲はエネルギーが尽きないらしい。休憩を挟んだことで、次弾の充填も充分なようだ。
「晶、入るよ……」
「ん……きて……」
 そのまま発射口を、潤んだ晶の入り口に押し当て、中にずぶずぶと沈めていった。
「あっ……ああっ……はいって…くる……っ……」
「くっ……すごいな……絡んでくるぞ……」
 張り詰めたものに絡みついて、うねりながら亮を慰撫する晶の膣内粘膜。
(これも、スパイラルだな……さすが、晶……)
 快速球を生み出すしなやかな体のバネ仕掛けは、胎内にも常備されているらしい。と言うと大げさだが、要するに、スポーツに通暁することで引き締まった括約筋が、中のうねりを自在に操っているというわけだ。
「あっ、あんっ! んぅっ! んんっ! んふぅっ!」
「くっ……すご……うぅっ……」
 何度も言うが、晶の中は湿りと締りが最高である。突き入れるたびにうねりが無限に変化し、亮の昂ぶりを煽ってくる。
「す……好きっ……亮……愛して、る……っっ!」
「ああ……俺も……愛してるよ……晶……っっ!」
 心と体が繋がっていれば、それ以上望むものなどありはしない。強く、強く、その結びつきを強く意識して…。求め愛するものが、傍にあることの喜びと幸せを感謝して…。
「あっ…! イ、イクッ……! も、もうっ……!」
「う、うぅぅぅっ!」
 互いの魂が、絡み合って、溶け合って…。そうやって人は世代の連なりを構築していくのだ。傍から見れば、性によがり狂う者同士の浅ましい姿かもしれないが、間違いなく愛が満ち溢れている。
「イクッ、イッちゃうっ! あっ、あっ……! ああぁああぁぁぁぁっっっ!!」
 胎内に収めた亮の先端から、大量の弾丸が放たれた。それは、“弾丸”という無機質で冷たいような言葉とは裏腹に、生命の種がつめこまれている。晶の胎内で発芽をすれば、それは新たなる歴史を紡ぐ“命”になる…。
「好き……よ……あなた……」
「俺も……だよ……」
 リミットまでの時間を惜しみながら、それでもしばらくの間、亮と晶は繋がった姿のままで時を分け合うのであった。


『…
 
 僕はこれから、君も知っている彼女と幸せになる。でも、君のことを忘れるわけじゃない。僕がこれまで生きてきた道の途中に、君がいてくれたことは忘れないよ。ありがとう…。 ...』

 桜子が見たいといった映画は、最近ではよくある“喪失から始まる新しい恋と、その葛藤”を描いた純愛物語だった。


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