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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『STRIKE!!』(全9話)-155

 むに、むに、むに………。

「くっ、ん、んぅっ」
 布越しに胸を愛撫される。エプロンの下は厚手のトレーナーだったが、亮の手のひらの熱気が直に伝わってくる気がした。
「はっ、はふぅっ!」
 うなじを舌で責められ、
「んんんっ、んっ、んくっ!」
 胸を両手で揉み込まれ、
「はっ、はっ、はぁ、はぁ………」
 晶の昂ぶりは急加速していった。全身がじっとりと汗ばんでくるのが自分でもわかる。
 そして、それが顕著な部分は、明らかなぬるみを吐き出して、ショーツに滲むような熱さを生み出していた。
「あ、あ、あっ!」
 晶はスカートを穿いている。それ故に、亮の右手はあっさりと内股に入り込んで、ショーツまでの侵入を許してしまう。
「く、あうぅ―――………っっ」
 そのショーツの中心に指を当てられ、前後に擦られた。その瞬間、胸を揉まれたとき以上の悦楽が弾けて飛んで、一瞬だが晶は魂が剥離しかけた。
「湿ってる」
「そ、そん……は、はぅ!」
 ふ、と耳元に息を吹きかけられた。同時に胸を揉まれ、陰部を擦られた。
「だ、だめ……ああぁぁ……」
 巧みな亮の三点同時攻撃に愉悦が喉から溢れ出す。
「すごいな……どんどん、熱くなってくる」
「だ、だって……きもち……いいから……あっ、んんっ」
 擦られている部分に、奥から溢れてくる熱いものがじわじわと染み込んでいくのがよくわかった。亮の刺激を受けるたびにそれを契機にして、体の中から溶けた欲望が粘り気をまとったままショーツに滲んでいくのだ。
「あ、ああ……よ、汚れちゃう……」
「ん? 嫌なのか?」
「そ、そんなことない……けど……あの……きゃっ」
 不意に太股の裏側が切なくなった。スカートを捲り上げられ、外気に触れたからだ。
「あ、新品、か……?」
 見たことのない鮮やかな青色ストライプのショーツ。晶の白い肌に映えて、なかなか可愛い佇まいである。
「え、えっち」
 スカートを捲くられるというのは、非常に恥ずかしい。
 ふりふり、と揺れるヒップは抵抗の意を表すつもりだったのだろうが、はっきりいってそれは逆効果である。
「あっ、あっ、ああぁぁ!」
 そのヒップの谷間を下から鷲掴みするようにして、亮は晶の股間に手を添えた。ちょうど中指が淫裂の中央と重なり、亮はそれを器用に蠢かして、更なる愛撫を晶に施した。
「あ、あひっ! んっ、んっ、んん―――………っっっ!!」
 余っている他の指にも仕事を与える。淫裂の脇を固める厚い媚肉を人差し指と薬指で挟み、指の間でその柔らかさを弄んだ。

 ちゅっ、くちゅ、くちゅ、くちゅ……
 
 湿りと粘りが響き合い、淫靡なハーモニーを奏でる。しかもそれは、手触りというもうひとつの愉悦を含んで、亮の欲望をひたすらに増長させた。
「あ、そこっ……ひ、ひぃっ!」
 尻の谷間に息づく穴に触れられて、晶は息を飲んだ。布越しとはいえ、不浄の部分を亮が親指で擦りあげている。
「そこはっ……そこは、あはぁっ!!」
 ぐに、と先端が押さえつけられた。親指の腹が、締まった蕾をくにくにと刺激してきた。
「だ、だめぇっ……き、きたない、ところ……」
 出てくるものを考えれば、晶としては接触を避けて欲しい場所だ。
「あ、あ、あ、あああぁぁぁっっっ!!」
 しかし、亮に触れられた途端、嫌悪よりも先に快美が身体を駆け巡った自分を否定することはできない。



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