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Ordinary Diary
【純愛 恋愛小説】

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Ordinary Diary-2

「なんで手袋なんて付けるの?」
彼女が問い掛けてくるが聞こえないふりをする。人間誰だって言いたくないことの1つや2つあるだろ?
「ねぇってば!」
鼻孔をくすぐるやわらかな匂いと共に目の前に彼女の顔が現れる。
「っ!な、何!?」
突然起きた不測の事態と至近距離で目にする女性の顔に俺はパニくってしまう。
「ヒトが質問してるんだから答えてよね。さぁ、早く!」
言わなきゃダメなんだろうか、俺に拒否権は・・・無いか。
彼女の俺をじっと見つめる視線に堪えられず俺は俯いて顔を赤らめてぼそぼそと呟いた。
「・・・が・・・から」
「えっ?何だって?」
何回も言わせないでくれよ・・・
「手汗がひどくてプリントがぐしゃぐしゃになっちゃうから・・・」

「・・・ぷっ、アハハハなんだそういうことか、羽田君かわいい〜」
だから言いたくなかったんだよな、あまりの恥ずかしさにみるみる俺の顔は赤く染まってゆく。
「羽田君ってもっと堅いヒトかと思ってたけど、全然そんなことないね」
俺は、はじけるような彼女の笑顔に見とれてしまい、ついボーッとしてしまった。
「私の顔何かついてる?」
こちらを透き通るような瞳で見つめてくる彼女の問い掛けに、色が引きかけていた俺の顔はまたもとの赤色に染まってしまった。
「な、何でもないよ。さっさと終わらせようぜ。」


これが俺と彼女の最初の出会い
平凡だけど幸せな日常のはじまり


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