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淫魔戦記 未緒&直人
【ファンタジー 官能小説】

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淫魔戦記 未緒&直人 2-10

そして、その日の放課後。未緒が指定された河川敷に行くと、そこに男女の姿があった。
神保綾女と、有沢護。
とある因縁のある場所に、因縁のある二人。
よほど鈍くない限りは嫌な予感がするであろう組み合わせに、未緒は眉をしかめた。
「ああ、来たわね」
未緒の姿に気が付いて、綾女が手を上げた。
未緒が近くまで行くと、護が笑みを浮かべる。
その表情がどこかおかしいのに、綾女を注視していた未緒は気が付かなかった。
「有沢君がね、どうしてもあなたをよがり狂わせたくてたまらないんですって」
綾女は懐から、紙を取出した。
それは人の形に切り抜かれ、墨で何やら書き付けられている。
「私、あなたが邪魔なの」
綾女はその紙を放った。
ぶわっ
紙は地面へ着く前に舞い上がり、未緒の背後へと飛ぶ。
「!」
危険を感じて身をかわそうとした時には、手遅れだった。
紙は一瞬で人の姿へと変化し、背後から未緒を捕らえてしまう。
「式神、ね……」
自分の迂闊さを呪い、未緒は下唇を噛んだ。
綾女も神保家の出なのだから、この程度の術式はこなせなければおかしいのだ。−式神とは陰陽道の術者が自分の生気と術式を媒介にして呼び出したものをブレンドして作る、言わば即席召し使いである。
ちなみに式神は術者の用が済むと普通は消されてしまうが、中には術者が気に入って消さずにそばへ置く事がある。
それらは式神ではなく使い魔と呼称し、術者の手足として働くのだ。
「その通り。さあ、有沢君……この女を、気が済むまでずっぷりねっとり可愛がってあげてちょうだい」
「あ、ああ……」
護はうなずき、未緒の前に立つ。
「藤谷……」
「大丈夫。この女が来た時点で人払いの結界を張ってあるから、邪魔者は誰も来やしないわよ」
綾女の言葉に護は生唾を飲み込み、ひざまづいて未緒のスカートをめくった。
淡いブルーの、清楚で優美なデザインのパンティがあらわになる。
「くっ……!」
未緒は呻き、腰を動かす。
式神が動きを察知して、閉じ合わせようとした未緒の足を強引に開かせた。
「ああ……藤谷のオマ〇コだ……ここも、ここも、ここも……全部本物の……」
護は未緒の秘部に顔を埋め、ふんふんと鼻を鳴らして匂いを嗅ぐ。
ショーツ越しにも甘く淫靡な香りがして、護の股間はむくむくと張り詰めた。
「……これから犯されるっていうのに、ずいぶん余裕の顔をしているわね」
つまらなさそうに自分を見下ろす綾女に、未緒は尋ねた。
「私はどうでもいいの。それより、直人様は?どうせ私のこんな格好を見せる気なんでしょ?」
「……もうすぐここに来るわ」
「そう……」
「来る頃にはもうあんたは有沢君にたっぷり可愛がられて精液まみれになってるでしょうよ」
未緒はため息をついた。
「……あなたは、私の何がそんなに憎いの?」
「決まってるじゃない!直人様の寵愛を受けているからよ!」
未緒の問いが、綾女の神経を逆撫でした。
「私だって、直人様が好きだった!あの方のお役に立てるようにと、さして素質のなかった陰陽道の修業も積んだ!ようやく分家の方で認められ、本家で修業する機会を得て来てみれば……あの方のそばには、想う人がいたのよ……」
護は未緒のすべすべした太股を自らの唾液でべとべとになるまで舐め回し、パンティ越しの秘部に吸い付いた。
「しかもそれが、なりはごく普通の女!」
綾女の目の端がにじんだ。
「これで、悔しくないわけがないでしょう!?」
「で、直人様にまで喧嘩を売り……悲しませるのね」
未緒の台詞に、綾女がはっとした。
「だってそうでしょう?あなたがこんな手段を取ることはないだろうと信じていたから……この一週間、直人様はあなたに対して何もしなかったんじゃないかしら?」
綾女が呻いた。
「もう……遅いわ」
護が未緒のパンティを脱がし、本格的にむしゃぶりつき始めた。
さすがに、未緒も反応してしまう。
「っ……」
ぴくん、と未緒の体が跳ねた。
舌先にヌルリとしたものが感じられ、護は夢中になって秘部を吸い立てる。
「う……あ、あ……」
一年かけて直人が仕込んだ体は、過敏なほどの反応を見せた。


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