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俺らの明日
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俺らの明日SECOND-1

〜修学旅行編〜
「修学旅行フォーー!!」
「沖縄フォーー!!」
「うるさいよ。」
「古いよ。」
「だって沖縄だよ、沖縄。生沖縄だぜ。」
「なんだよ、生沖縄って。」
「加工された沖縄とかあんのかよ。」
「探したら・・・」
「ねーよ、馬鹿。」
「もうお前は海に沈んでサンゴ礁にでもなってろ。」
「白骨化したらばれねーよ。」
「環境保護に貢献してろ。」
「なんとでも言え。俺は低俗なやつらの言うことなんか気にしねーから。」
「なあ、こいつ殴っていい?」
「奇遇だな。俺もそうしようとしてたところだ。」
「俺も混ぜろよ。」
「お、おい。三対一は卑怯だろ。」
「あいにく低俗なんでな。不意打ち卑怯なんでもござれだ。」
「ま、待て。調子に乗ってすまん。この沖縄の爽やかな空気が俺を惑わせたんだ。」
「なおうざい。」
「死ね。」
「とうっ!!」
「がはっ。いいパンチ持ってるな。」
「もう一回喰らうか?」
「すまん。」
「わかればいいんだよ。」
「おい、なんか先生が呼んでんぞ。」
『おーい、お前ら点呼すっから集まれ〜。』
「へーい。」
「行こうぜ。」
「どっかにハブとかいねーかな?」
「いてどうすんだよ。」
「いや、校長でも噛ませようかなと。」
「すいませーん、ここに殺人企ててるやつがいまーす。」
「馬鹿、お前でかい声だすな。ばれるだろうが。」
「ばれなかったらやるつもりかよ。」
「そっちのほうがよっぽど馬鹿だよ。」
「いいからバス乗るぞ。」


「ふい〜。一日目も終わりか〜。」
「何で戦争の跡地とか見るんだろうな?」
「そりゃお前、修学だからだよ。」
「今の平和噛み締めるためにもああいうのは必要なんだよ。」
「なんかお前かっこいいな。」
「もっと誉めろ。」
「耳たぶがかっこいいよ。」
「貴様・・・」
「さ〜てと、そんじゃあトランプでもしますか。」
「止めとこう。あんなのいつでもできる。」
「ここはやっぱり枕投げっしょ。」
「賛成〜。」
「よっし、じゃあルールの確認だ。」
「ルール1、武器は枕以外禁止!以上。」
「以上!?」
「少ないよ。」
「ていうかルール1とか言わなくていいよ。紛らわしい。」
「まぁ要するにルール無用の異種格闘技戦だ。」
「もんすっごいアバウトだな。」
「めっちゃ嫌な予感がする。」
「黙れ黙れ、いいか、俺が電気消したらスタートな。」
「よ〜し、やったろうじゃねーか。」
「待て、今気づいたが枕が一つ足りない。」
「俺の分がねーよ。」
「スタート!!」 パチッ
「俺の枕〜」
「うらぁぁーー!!」
「がはぁっ!!」
「うぉ、なんだ!?」
「賢治か!?」
「チェストー!!」
「うぉ、なんかが顔の前をよぎった!!」
「賢治の仇ー!!」
「ばがらっ!!」
「うわぁぁー。」
「で、電気付けろーー!!」 パチッ


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