投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

俺と俺様な彼女
【コメディ 恋愛小説】

俺と俺様な彼女の最初へ 俺と俺様な彼女 6 俺と俺様な彼女 8 俺と俺様な彼女の最後へ

俺と俺様な彼女 〜3〜-4

「いや〜なかなか面白かったわ。久々に笑ったわ。」
「それは良かったですね。」
「数馬の私がそばに居ないって気づいた時の顔が特に良かったわ。」
最低だよ、この人。ドSだよ。
「結構いい時間になったわね。」
「そうですね。じゃあやっぱり最後といえばあれでしょう。」
「観覧車か。」
「怖いですか?」
「あれは大丈夫よ。」
「じゃあ行きましょうか。」

「おお〜結構高いっすね〜。」
「そうね。」
「先輩、今日は楽しかったですか?」
「そうね、数馬にしてはまだましな方だったわね。」
「さいですか。」
素直に楽しかったって言えばいいのに。
「お〜、頂上か〜。先輩、夕日が綺麗ですよ。」
「本当。」
・・・やべっ、夕日見てる先輩すっげぇ綺麗だ。

・・・これはキスするところじゃね?雰囲気的に。いや、絶対そうだって。ここでしなかったらいつするんだよ。・・・てかぶっちゃけ我慢できねぇ。
「せ、先輩!!」立ち上がる俺。
「!?来ないで!!」叫ぶ先輩。そして固まる俺。
・・・あれ、俺今拒絶された?何で?俺なんかした?すっげぇいい雰囲気だったじゃん。意味わかんないんだけど。『来ないで』とかマジで泣きそうなんだけど。
「せ、先輩?」
「動かないで!」
・・・『動かないで』って、ちょっと先輩言い過ぎだよ?泣いちゃうよ、俺。
「あんた、こんなところで立ち上がるとか何考えてるの!?頭おかしいんじゃない!?」
「いや、それは・・・」
「いい?絶対動かないでよ!少しでも揺らしたら地獄見せるからね。」
こ、こぇぇ。「先輩、ひとつ聞いていいですか?」
「何?」
「来ないでっていうのは揺れるからであって、俺のことを拒絶してるわけじゃないんですね?」
「そうよ。」
「・・・ならいいです。」

「やっぱり地上が一番落ち着くわね。」
「・・・そうですね。」
「そういや数馬なんで立ち上がったの?」
「・・・なんとなくです。そういう気分だったんで。」
「馬鹿としか言いようがないわね。」
「もう何とでも言ってください。」 文句言う気力もねーよ。
「どうしたの?なんか元気ないじゃない?」
「疲れただけです。」
「そう?じゃあそろそろ帰りましょうか。」
「そうですね。」
 ちくしょう、二度と先輩とは遊園地にいかねぇ。・・・はぁ、キスしたかったな。
「ほら、ぼけっとしてないでさっさと来なさい。まだかたつむりのほうが早く動くわよ。」
 決めた。今度はハイキングに行こう。つり橋があるとこ。家帰って調べないと。


俺と俺様な彼女の最初へ 俺と俺様な彼女 6 俺と俺様な彼女 8 俺と俺様な彼女の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前