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『相姦の夜』
【父娘相姦 官能小説】

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『相姦の夜』-1

私の名前は柏木さやかです。これは私が小学六年生の頃の事です。

私の母は私が小学一年生の時に亡くなり、以後五年間父の手一つで育てられました。そのせいか、父には物凄くなついていました。
父は優しく物静かでニコニコと笑顔を絶やさない人で、残業や出張なども絶対にしません。
それでも上司や部下から疎まれる事もなく、むしろ信望厚かったのでよほど仕事も出来たのだと思います。

お風呂も小学六年生になっても一緒に入りました。
お風呂でニコニコと私の話を聞く父。父とのこの時間が私は大好きでした。

なのに…

父はもう私とは入ってくれません。

父が再婚したのです。

相手は父の上司の親戚の女性で父と同じ会社に勤めており、亡き母とも面識があるそうです。父も断れなかったのです。すごく綺麗な方ですが、父のタイプではない事はすぐにわかりました。だって亡き母とは正反対のタイプだからです。
派手な顔立ちに、くるくると巻いた髪。ハッキリとしたメイクがよく似合うタイプです。

前から父に気が合ったらしく、話はトントン拍子に進みました。
私はショックで、内心とても落ち込みました。
だって父は私のだから…
五年間、私だけのものだったのに…

でも泣いてばかりいては父が心配するので、泣くのは一人の時だけにして、父や新しい母の前では努めて明るく振る舞いました。
けれど再婚から一ヶ月たち、二ヶ月、三ヶ月たつと新しい母の本性が見えてきました。


「早くしなさいよっ!全くグズクズしてるんだから!」
今日も父が出掛けた後、私を怒鳴りつけました。
「早く食べなさいってば!私だってこの後出掛けるのにっ」
「ご、ごめんなさい…」
私は怒鳴られ慣れていないので、怖くて体が震えてしまうんです。
「何よ!その目は!?ビクビクしてっ本当にイライラする!」

新しい母は父の前では物凄く優しいのですが、私と二人きりになると途端に人が変わります。
最初は怒鳴るだけだったのが、段々と手をあげる様になってきました。
それも父に見えない場所に…
父に心配をかけたくないので、父には言えません。

「新しいお母さんはどうだ?うまくやってるかい?お前には優しくしてくれる?」
父が聞くと、私は決まってこう答えます。
「お母さん、優しいよ。うまくいってるから、パパは何も心配しないで」
私がこう言うと、父は安心した様に優しく微笑み、頭をポンポンと撫でてくれました。


私も中学一年生になりました。再婚から一年。
この頃には思春期という事もあり、母に反抗するという術を身に付けました。もちろん、父にはバレない様に。
私が亡き母に日に日に似てくるのが更に気にくわない様です。

「さやかは益々死んだ母さんに似てくるなあ」
朝食の時、ふと父が言いました。
「そうかなぁ?おばあちゃんにも言われたの。似てきたわねって…」
「うん、やっぱり似てきたよ。清子に。」
清子というのは亡き母の名です。
「じゃあ私もママの様に美人になれる?」
「さやかは、今でも美人さんだよ」
父がいつものニコニコ笑顔を向けてきます。

私は母がワナワナと恐ろしい形相で睨むのを見て心の中でほくそ笑んでいました。
(ざまぁ見ろ!!あんたなんかパパのタイプじゃないんだからね!パパが愛してるのはママなんだから!)
私は勝ち誇っていました。まだこの時は、まさかあんな事になるなんて思っていませんでしたが…


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