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【同性愛♂ 官能小説】

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-1

「……ほら、これで十こ目だよ」
そう言いながら、僕はビー玉をジュンの肛門に押し込む。
「やぁっ…お…兄っ…ちゃん、…くるしっ…よ…」
涙を零しながら、ジュンは僕に訴える。
ビー玉を更に奥に押し込もうとする僕の手を掴んで止めようとする。
僕は起き上がったジュンの肩を押し、再びベッドに沈めた。
小さくて華奢な身体は、そんなに力を入れなくても簡単に倒れる。
広げさせた足を掴んで、もっとよく見えるように、膝が胸に付くほどに折り曲げる。
「あっ…やぁ…」
未成熟な性器と、ビー玉を飲み込んだ肛門が、明るい電気の下に晒される。
最後に押し込んだビー玉が、ヒクヒクと動く入り口で見え隠れしていた。
「欲張りだね…、こんなに独り占めして頬張ってさ…」
出そうになっていたビー玉を奥まで押し込み、指を立てて掻き回す。
「あっ…ぁん…っやぁ…ん…」
甘い声がジュンの口から発せられる。
僕の眼の前にあるジュンの性器は、頭を擡げ始めていた。
指を増やし、乱暴なほどにグチャグチャに掻き回す。
「…やぁっ…ああんっ…はぁっ…お…兄ちゃっ…」
身を捩らせ、僕の手からなんとか逃れようとする。
ズルッと、僕はジュンの中から指を引き抜いた。
「あぁっ…お兄ちゃんっ」
切なげな声を上げる。
ジュンの後孔は淫らに濡れ、そこだけが別の生き物のように収縮を繰り返す。
「…お兄ちゃっ…、も…ビー玉…とっ…てぇっ…」
荒い息継ぎをしながら、苦しそうに僕に訴える。
「まだ駄目だよ。もうちょっと出さずに我慢できたら、取ってあげる」
ビー玉が一つ、今にも出そうに顔を覗かせる。
「だってぇ…くるしっよぅ…」
ジュンは泣きながら僕に訴える。
その涙は、僕の中のドロドロとした汚い部分を刺激する。
僕はコイツのこういう所が大嫌いだった。
「泣けば許してもらえると思ってるの?」
冷たい声で言い放つと、ジュンは身を竦ませた。
泣き落としが僕に通用しないことは、十分身に染みて解っているはずなのに、コイツはいつまでもその手を僕に使おうとする。
「さっき、気持ち良さそうにしてたじゃない。苦しいなんて嘘なんでしょ。その涙と一緒でさ」
僕は乱暴にジュンを組み敷く。
「違っ…、嘘じゃないっ…」
必死に首を振るジュンを、僕は冷ややかに笑って見つめた。
ポロポロと零れ続ける涙を、手のひらで掬って舐めた。
「涙なんてさ、自由に出せるんでしょ」
「…お兄ちゃん…」
ジュンは僕の身体の下で身を強ばらせた。
「意味ないよね、そんな涙」
ピシッと軽く頬を叩き、僕はジュンの身体から身を起こした。
「仕方ないから、ビー玉取ってあげるよ。そんな汚い涙、見たくないし」
閉じかけたジュンの足を無理矢理開く。
ジュンが自ら出したビー玉が、二つ転がっていた。
「…なんだ、自分で出せるんじゃない」
そう言ってジュンの顔を見ると、真っ赤になって瞳に涙を滲ませる。僕の言った言葉がこたえたのか、唇を噛みしめ必死に涙を堪えていた。
ジュンのその様子に、僕は意地悪な笑みを浮かべる。
「見ててあげるから、自分で出しなよ」
腿を押し上げ肛門を上に向かせる。
「あ…やっ、そんなっ…できない…」
ふるふると首を振り、拒否をする。
「そんなに出したくないんだ? だったら出ちゃった分も、元に戻してあげる」
「やっ…入れちゃやだぁ」
身を捩って暴れる。その間に、ツルッとビー玉が一つ出てきた。
「…三つ目、出てきたよ」
クスッと笑いながら、ヌラヌラとしたそれを摘み上げて、ジュンに見せる。
「できるよね」
冷たい瞳でそう言うと、ジュンは泣きそうな顔で頷いた。
僕には従うしかない。
ジュンはそれを、ちゃんと解っていた。


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