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これを愛だと言うのなら
【熟女/人妻 官能小説】

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これを愛だと言うのなら-8

「さて真奈美、俺に言う事があるんじゃないか?」

白い歯を覗かせ、泰明が優しげに言う。普段の泰明とは違う一面に、真奈美は泰明を本気で怒らせてしまったと確信した。
泰明の表情はにこやかだが、黒目がちの瞳から怒りの色が見える。元々、綺麗な顔立ちだけに迫力に満ちていた。
真奈美はテーブルを見つめ、何度か深い息を吐いた後にぽつりと呟いた。

「……ごめん…なさい……」

泰明を見詰める事も出来ずにテーブルの木目に呟く。
ただ時間だけが流れていき、泰明の次に放たれるであろう言葉をジリジリと身がやつれる思いで待った。

「それで?」

泰明はさも当然の様に答えを求め、真奈美は渦巻く様な感情の流れに唇を噛んだ。
何処から話して良いか。いや、何を話して良いか。
別れが現実となり、どう転がったって自分の行き場は無い。
まるで後ろを振り向けば、砂で出来た崖が崩れながら迫って来る様だ。
飲み込まれるか。はたまた、飛び込むか。

「あ、のね。その、ごめんなさい泰明、私…」

「俺に許しを乞いたいのか?」

泰明が席を立った。椅子と床の摩擦音に真奈美は神経を尖らせる。
泰明の歩く音が近付く。
真奈美は叩かれるだろうと身を固くした。
しかし、泰明は何も言わずに真奈美の真横で停止したのだ。

「許しを乞いたいのか、と聞いている」

奥底から地響く様な声。
いつもの数倍恐ろしい泰明の声に、真奈美は涙を浮かべながら何度も首を縦に振って頷いた。

「立て。下着を脱いで尻を出せ」

真奈美は無理矢理抱かれる事も予想していたので、何も言わずにタイトスカートをたくし上げ、奥からシルク地のショーツを引き下げた。
(泰明の視線が怖くて指先に力が入らない…)
ぶるぶると震えが治まらない指先だから、スカートのホックが上手く外れない。
泰明は、もういい、と投げ捨てる様に言う。
そして、真奈美の顔をテーブルにくっつけさせ、肩幅に開いた脚の間に泰明が入った。
テーブルに上半身を乗せ、腰にスカートをたぐませた真奈美は、下半身だけ露出した何とも因美な姿だった。
泰明は無言で逸物をズボンの隙間から出し、軽くしごいて照準を合わる。
真奈美の秘部は、こんな状況であるにもかかわらず程よくぬめりを帯びていた。

先端をあてがい、腰から奥へと突き進める。
昨夜の情事のお陰であろうか、秘部は柔らかく泰明を包み込む。
そんな、身体で解る昨夜の秘密が、泰明の神経を更に逆撫でさせる要因だったのかも知れない。

「ああああっっ」

悲鳴の様な真奈美の声が響く。
濡れていたとはいえ、何の準備も無く入って来るのは苦痛以外の何でも無い。
ゆとりも無く一気に根元まで突っ込まれ、泰明の付け根にむき出しの下半身がぶつかる。
っびゅ、ぐびゅぶ、っびゅぅぐぶ…
抜き差しする度に空気までも中に取り込まれたのか、真奈美の秘部は不可思議な音色を奏でる。
真奈美は恥ずかしくて恥ずかしくて、涙をこぼしながら唇を噛む。
泰明はそんな真奈美が面白い様で、両手で貝殻を左右に広げで荒々しく腰を前後した。

「っやぁぁ、泰明っあん、広げ、なぁっ、い、でぇっ」
ぐぶぶっ、っじゅぶっ、っぶ、ぢゅぶぶ
不可思議な音色は幾らか止み終えたのだが、真奈美は真っ白い尻を左右に振りながら懇願した。
自分でも快楽の配線が混濁している様で、一昨日前の様な泰明との情事での態度は微塵にも思い出せない。
「っく、出すぞ…っ」
きゅんきゅんと子宮が泣き、真奈美も絶頂へ駆け上がる時だった。
不意に泰明が逸物を抜き、自分で数度擦って真奈美の尻に掛けたのだ。


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