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これを愛だと言うのなら
【熟女/人妻 官能小説】

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これを愛だと言うのなら-11

舐めると塩味がキツく、ぐりぐりと舌を溝に埋め込ませると泰明は荒い息をこぼす。
真奈美は上目遣いで視線を送りながら肉棒を口に含んだ。
くちゅ…んぷぷぷ、っぐぷぷ…ぢゅぷ…
前後に抜き差しすると、唇にえらが引っ掛かり、空気を含んだいやらしい音を紡ぎ出した。
「……んっ、……はぁ、っはぁ…」
段々と泰明の息遣いの時間が狭まる。
眉間に深く皺を寄せ、怒っている様に見えなくも無い。
(もういいかな)
真奈美は、口では奉仕していたものの、自分の欲求を満たす為、かかとで秘部を自慰していたのだ。
しかし、その程度では満足を欠けら程も得られない。
ぢゅぽっと唇から開放し、右の掌で上下にしごきながら真奈美は言った。
「お願い泰明、貴方のこれが欲しくて仕方無いの。ね、入れて。ぐちゃぐちゃに掻き回して」
泰明の膝頭に秘部を擦り付け、右手の律動は休む事無く動き続ける。
泰明の膝頭と擦り合う事で、ねちゃねちゃと卑猥な音が生まれる。
尖りきった肉芽を擦り付け、真奈美は昇天しそうな気持ち良さを味わっているのだ。

「壁に手をつけて尻を上げろ。入れて欲しいんだろ」

涙目になりながら、真奈美はのろのろと向かいの壁に手をついた。クリーム色のざらついた壁に頬もあて、壁から斜めに直立する。
脚も肩幅以上に広げ、後は泰明を待つのみである。

ギシッ、とテーブルが軋む音がした。続け様に床に下り立った音が聞こえる。
真奈美はびくびくと期待に震える秘部に力を込め、熱い塊を待った。

じゅぷぷぷぷぷぷ……

腰に泰明の手が触れたか否かの瞬間だった。
焦らすに焦らされた埋め合わせをする様に、遠慮無くインサートが開始される。
飛び上がりたい程の快楽と悦びで、真奈美は心から甘い息を吐いた。

泰明の肉棒が全部奥まで入り、にゅちゅちゅちゅ、と蜜を絡めて引き出される。
そんな本当に普通の行為が、無毛になっただけで今迄に無い快感を真奈美に伝えた。

身長差があるのか、立って後ろからだと奥まで抽挿が難しかった様だ。
泰明は中途半端な態勢を立て直すべく、繋がりを一度解いて真奈美を向かい合わせに反転さる。そして噛み付く様に唇を奪った。
昨夜の情事を戒めるべく、泰明は容赦無く真奈美を荒々しく抱く。

己の肉棒を相手に貫通させ、欲望と嫉妬のままに相手を犯す。
そこに二人の理性的思考や、思慕があるのかは解らないが、解き放たれた二つの身体は、互いを傷つけて、疑って、憎みあって、それでも尚、身体で結び付こうとする。
夫婦は危うさの中で絆を堅くする。
それが良いのか悪いのかはケースバイケースだが、この二人にとっては…………

床に座った泰明の上に対面で腰を下ろし、真奈美は自分から肉棒を身体に埋めて野性のまま身体を踊らせた。
ぢゅぽっ、っぷぷ、ぢゅぶぶぶ
踊らせる度に蜜は音色を奏で、肉棒を最大限まで味わうように真奈美は腰を激しく上下させた。つるつるの丘は泰明の陰毛の刺激を受けて、荒れ狂う海原の様に快楽の折れ線グラフを行ったり来たり激しく上下する。
「んううっっ、泰明、っだめぇ、もう、許してっ…イカせてっっ」
息も切れ切れ真奈美が背骨を逸らせる。確かに真奈美の胎内は収縮を始め、咥え込んだ肉棒に絡み付く様な快楽を与えている。


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