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fantasy ability
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fantasy ability・2‐驚愕!神城家、そして、゛可能性゛の正体‐-2

‥‥それって、酷くないですか?ブライベート保護は‥‥?

「貴方には無いわね。優、部屋に案内してあげて。」
「はい。では、付いて来て下さい。」

優の後、付いて行く。二階にある一室に案内された。ドアを開けると、そこには一人には十分過ぎる大きさであった。

「今日から、この部屋を使って下さい。」

「‥‥な、なぁ、一人でこんな部屋使ってもいいのか?」
「構いません。この家には、いくか空き部屋があるので、ここもその一つなので。」
「そ、そうか。」
「では、失礼します。それと、夕食が出来ましたら、お呼びしますね。それまで、ゆっくりしていて下さい。」
「あ、ああ。」

‥一人になって今日の事を思い出す。何故、この家族は俺の背中にある【真】の事を知っているのだろう。

‥それに、何か秘密を持っていそうだ‥‥。目を閉じる‥‥いろんな事があって疲れた‥‥‥




二時間後、ドアを叩く音で目覚めた‥‥。

『いかん。眠っていたようだな‥‥。』


「どなたですか?」
「優です。入っても良いですか?」
「ああ。」
「夕食が出来ましたので、食堂へ案内しますね。」

そう言って、一階にある食堂に案内され、神城家の人々もいた。‥一人、見知らぬ女性がいた‥‥。

「皇希君、とりあえず座って?」
「はい。」

そう言われて、相当大きい円卓の前にある椅子に腰を掛けた。

「‥紹介するわね。母の梛(なぎ)よ。」
「はじめまして。この子達の母、梛です。‥‥いきなりで、悪いだけど背中にある【真】の文字、見せてもらえるかな?」

「「「「「「‥ッ!!!!!!!母さん!!」」」」」」

「あなた方は、黙ってなさい。」
「「「「「「‥‥‥‥‥」」」」」」

「解りました。‥‥‥しかし、条件があります。゛可能性゛の事とあなた方の正体です‥‥。」
「‥‥‥いいでしょう、教えてあげます。‥‥では、見せて下さい。」
「‥‥はい。」

後ろを向き、ワイシャツを脱ぎ、【真】が書かれた背中を見せた。


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