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clumsy
【学園物 官能小説】

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clumsy-3

「じゃ-ね。泰牙。」
「お-」
いきなりドアが開いて、槙は思わず影に隠れた。
(うは-、びっくりしたぁ。)
何とか見つからなかったものの、心臓は有り得ない速さで脈を打った。
「…何やってんだ、お前。」
「ぎゃ---!!」
(バ-レ-て-る---!!)
「びッッくりしたぁ〜」
「耳痛ぇよ、バカ女。」
「はぁ?誰がバカよ!!」
「お前だ、お前。つか、何してんだよ。」
「…ペナルティ出しに行ってたの。」
槙はドキドキする胸を落ち着かせながら教室に入った。
「…にしてもびっくりだわ〜」
机の上を片付けながら、槙は言った。
「何が?」
「泰牙と古賀さんがねぇ」
触れたくない話題だと思いながらも、槙は口は止まらない。
頭では理解してるのに…心がついていかない。
「…」
「古賀さんも何であんたなんか好きになったんだろね。」
何か強気な事を言ってないと、涙が出る気がした。
「は?」
明らかに不機嫌そうな声。
(違う…。こんな事が言いたいわけじゃない。でも…止まらない。)
「まぁ精々捨てられないようにね。」
だって気付いちゃったんだ。あたしはずっと泰牙の特別だと信じていたから。
(あたし…好き…だったんだなぁ)
気付きたくなかった感情が心の中を荒らし回って、目の前がクラクラした。
「…お前さぁ…本当にムカつく」
「え…?」
思いっきり腕を引かれて、壁に打ちつけられた。
「痛ッ…」
「お前何なんだよ。」
「あ…」
こんなに怒っている泰牙、見たことない…。
「お前は俺の何が気に入らねぇんだよ…」
胸ぐらを掴まれる。
(怖い…)
「んッ…!!」
と、激しく唇を奪われた。
(え、何で?やっ…舌?!)
泰牙の舌が口内を犯していく。
クチュクチュ…と卑猥な音が脳内を痺れさせた。
「っはぁッ…はぁッ…泰…牙ッ」
唇が離れ、やっとウマく呼吸が出来た。
「ッん…」
が、また荒々しく唇がくっ付く。
(えッ…ちょっと…)
泰牙は槙のネクタイを外し、頭上に腕を組ませた。
「ッんん〜!!」
槙の抵抗も虚しく、槙の腕は自らのネクタイによって自由を奪われる。
「な…にすんのよ…」
「何ってわかんない?」
「や…めて…ッ」
泰牙は槙の首筋に舌を這わせた。
「ッん…」
器用にワイシャツを外しながら。
「何で他の男には笑いかけるくせに俺には喧嘩腰なんだよ…」
「ひゃ!!」
ブラのホックがはずされ、思わず背中を丸めた。
「はッ何だお前。乳首たってんじゃん。キスだけで感じた?」
「そんな事な…あッやっ」
泰牙は乳首を強く噛んだ。
「痛いッ…あッ…ん」
泰牙は両手で胸を揉みしごきながら、舌を尖らせて乳首をつつく。


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