投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

甘酸っぱいストロベリージャムとともに
【ファンタジー その他小説】

甘酸っぱいストロベリージャムとともにの最初へ 甘酸っぱいストロベリージャムとともに 6 甘酸っぱいストロベリージャムとともに 8 甘酸っぱいストロベリージャムとともにの最後へ

決意のマーマレードを抱いて-5

「つかまーえた」

その手にギッと力が込められた。長い爪がめり込んでくる。

「待て、ひとつだけ訊きたい」

「なんだい?」

「邪神はなぜ人間の世界にいる? 本来、神と呼ばれる存在は別世界にいるはずだ」

「封印が解かれたのだよ」

「封印…?」

「グッナイ、哀れなボウヤ」

だんだん意識が遠くなっていく。

体が軽い。

ん? 何か光が…。

『ヒュウ……ドオォォーン』

「ぐはっ! 何だ!?」

爆発音か? 今度は何か無数の物体が飛来してくるみたいだ。

「ぐっ! 貴様は何者か!」

「……」

「オノレェ! ジャマシヤガッテ。グウゥアァ───」

何が起こってるんだろ? 嗚呼、ダメだ。意識が遠く…なっていく。サラ…。

僕はそのまま意識を失った。


甘酸っぱいストロベリージャムとともにの最初へ 甘酸っぱいストロベリージャムとともに 6 甘酸っぱいストロベリージャムとともに 8 甘酸っぱいストロベリージャムとともにの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前