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女子大生妙子の就活日記〜島で見つけたモノ〜
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女子大生妙子の就活日記〜島で見つけたモノ〜-4

明日も民宿を手伝おうと決意し、眠りにつく。
忙しく楽しい一日だった。
でもよく考えれば私は曲がりなりにも仕事したんだ。こんな楽しいとは思わなかった。
こんな職につきたいと思った。

次の日も女将さんはまだ病状が回復しないみたいだった。 
「妙ちゃん。わりぃなぁ。」 
と申し訳なさそうな旦那さん。 

「こういう時はお互い様ですよ!」 
と元気よく腕まくりしてみた。 

私わかったんだ! 

ただ企業のネームブランドとかにこだわっていた自分に。 
周りの目ばっかりに気を取られてやりたいこと探してなかった毎日に。 

これじゃいけない。 

変わらなきゃ。 


それから私はこの若海荘にアルバイトで1ヶ月働くこととなった。 

これから先はわからない。 
だけど、 

気持ちにウソはつきたくない。 

一歩前に進めた気がした。 
この島がたくさん教えてくれたから。 

「いってきます!」

ハチベェに挨拶して私は元気に買い出しに今日も行ってきます。


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