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アナタの季節
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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アナタの季節-2

別にお願いしたわけじゃないし、普段なら絶対にアナタはやらないけど、あの日アタシのブーツの紐を縛ってくれたね。

あのブーツはお気に入りだから今年も履いてるよ。
履くとき思い出して笑みがこぼれると同時にちょっぴり切なくなるんだ。


今思えばあの日はアナタからのサインがいっぱいあったんだよね。好きっていう。


分かってあげれなくてゴメンネ。
アタシも自分の気持ち言うの我慢することで精一杯だったから。恐かったんだ…気持ち言ったらアナタが離れていっちゃうんじゃないかって。


バレンタイン。張り切って、初めてケーキを焼いたよ。張り切りすぎてちょっと大きくなっちゃったね。「でかくなぃっ?!」ってアナタはビックリしてたよね。ゴメンゴメン。


一緒に取った連休。前日にディズニーランド行くの決めたよね。今思えばありえないね。


でも、ディズニーランドのアンケートで「カップルですか??」って質問されて「はい!」って即答してくれてて…そぅなの?!って思って嬉しかった。
並ぶときさりげなく手を差し出してくれて幸せだった。
雨降って最悪だったけど、アナタと一緒だったから楽しかったょ。

あの時、「アタシ達カップルなの??」ってちゃんと聞いてたら今もアタシの居場所はアナタの隣だったかな??




そんな、思い出のたくさんある季節がやってきたね。だから、アナタの事たくさん思い出しちゃうんだね。アナタに会わなくなって約半年はアナタとの思い出のない季節だった。
それなのにすごく切なかった。
…って事はこれからはもっと切なくなっちゃうのかな。
きっと毎日思い出すんだろぅな。


アタシがアナタを思い出してる時、アナタは何を思っているんだろぅ??


今日もそんな事を考えながら星空を見上げてるょ。


そぅ、星空もアナタとの思い出だから…


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