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「新体操の合宿で」
【同性愛♀ 官能小説】

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「新体操の合宿で」-2

「先生、あそこが、むずむずするんです・・・」
「どうしたらいいのかな?」
「わかりません・・・」
「じゃあ、先生が教えてあげる」
薫は奈美の茂みの奥にあるやわらかい部分を指でいじりまわした。
今までの指や唇の愛撫もすごく気持ちよかったが、今度のそれはそれと比べ物にならないくらい刺激的な快感だった。
「ああっ!」
奈美は絞り出すような高い声をあげた。
そして薫の指はその中へゆっくり入ってゆく。
始めは痛かったが、その痛みもすぐに癒えて、快感に変わってゆく。
奈美は速い呼吸を繰り返し、シーツをぎゅっとにぎりしめてその快感に耐えた。
薫は指をたくみに動かし、奈美の快感を引き出してゆく。
時には速く、時にはゆっくり。ときどきは入り口も撫でながら。
そのうねりは波のように大きくなる。そして一気にどっと押し寄せると、ある瞬間にぱっとはじけた。
奈美が始めて迎えた、絶頂の瞬間だった。
波は少しずつひいていくが、その余韻にひたりながら、奈美は全身をひくひくとさせながら、その余韻に反応していた。


「さあ、次は、奈美が私を気持ちよくさせてくれる番よ」
「どうやって・・? 私、はじめてでよくわからない」
「先生が今したように、奈美もわたしに同じことをしてくれればいいの。大丈夫よ、人はうまれながらに、快楽を得たり、与えたりするすべをしっているの。心のおもむくままにすれば、それはおのずと引き出されるわ。奈美が悦びを迎えたように」
奈美は少しとまどいながら、不器用な手つきで薫を愛撫し始めた。
「先生のおっぱい、きれいですね・・・」
「ありがとう、奈美・・・」
奈美は目隠しをはずし、今度は薫を仰向けにして、その上に覆いかぶさった。
奈美は薫に口付けた。そして思わず、舌おを絡ませて、薫の唇にむしゃぶりついた。
性の悦びを教えてくれた先生が、いとおしくてたまらなかった。
「先生、ああ先生、好き・・・好きよ・・・」
「奈美・・・私もよ・・・」
ふたりは乳房を重ねあわせ、お互いの体をむさぼった。
薫はベッドの傍らの引き出しから、何か黒く曲がった、先のまるい棒のような道具を出してきた。
「これを使って、ひとつになりましょう」
薫はその棒の両端を、自分のと奈美の両方に入れた。
「ああっ!」
さっきいったばかりの奈美がまた声をあげた。痛みはなかった。
先生とひとつになってる・・・奈美はそう感じた。
2人は絡み合いながら、腰をうごかした。
「先生、私、またいきそう」
「先生もよ、一緒にいきましょう」
さっきの波がまたどーっと押し寄せ、二人はほぼ同時に絶頂をむかえた。


深い海の底にいるような、安らかな空気が、2人の間にながれた。
先生と教え子の垣根を越えてしまったふたり、しかも女どうし。これからどうなってしまうのだろう・・・
奈美にそんな不安がよぎった。すると薫がそんな心の声を察したかのように、こういった。
「大丈夫。これから私たちの絆はもっとふかくなるわ。あなたの新体操の技術にもそれは表れてくると思う。だから心配しないで。あなたは選手としてだけでなく、女性としての悦びにも目覚めたのよ。これはとっても、大切なことなの」
奈美は薫の乳房に顔をうずめた。おおきくてやわらかくて、母の胸に抱かれているような安心感だった。
ありがとう、先生・・・・。


~fin~


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