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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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秋のキャンプ-1

 熱帯魚屋のベストシーズンは過ぎた。秋冬は案外と暇になる分、サクラバイオレットの養殖と新種交配に時間をかけたい。自宅裏の畑の土地の購入を持主と交渉中だ。土地を安く買うことが出来れば、プレハブで建物を立てて、サクラバイオレットの養殖池を作ろうと思う。

 15時からバイトに入っている沙莉のスマホがなった。裏口から出て対応しているようだ!満面の笑顔で瞳を潤ませて駆け寄って来た!「御主人様、私女優デビューしますぅー!」「おいおい!お客様!」「あ〜、ごめんなさい!」
 熱帯魚を観に来た二人の女性が不思議そうな顔で見ている。沙莉がフォローに向かう。「今日、店長の誕生日なので、私は一日だけメイドなんですぅ!」あとは熱帯魚の話題で盛り上がり、水槽ごと宅配、オプション設置の売上に繋げた。
「こらっ!」「あ、痛!」沙莉の頭に軽くゲンコツをお見舞いする。「パワハラですぅー!ご調教の時でも、ゲンコツとかしないのにー!」
「ハハハ、店で調教いうな!」もう一度拳を振り上げる。沙莉が頭を両手で押さえる。「ひぃー!ごめんなさーい!」私を見て「パワハラ禁止…ゴニョゴニョ。」笑って逃げ回って悪戯っ子の目に変わる。
「まぁ、ナイスフォローだ!女優の話は?」客足が切れたので、ゆっくり聞くことにした。
 知り合いのプロデューサーから話が来て、オーディションに行って、演技のテストもクリアしたらしい。役柄は主人公のバイの男に迫るセクシーなOLらしい。
「うん、今の沙莉ならぴったりじゃないセクシーというか、色気も出てきたし…。」「えーっと、出ても?」クリクリした瞳で心配そうに見つめている。「勿論だ!チャンスには貪欲取っていかないとね!」「あの…キスシーンとか、ベッドシーンとかもあるみたい。ヌードはNGにしているんですけど…。」「構わないよ!沙莉の仕事なんだから、自分で決めなさい!」「ありがとうございます!御主人様!」「こらっ!」「あっ、いっけなーい!ハハハハハ…。」

 深夜23時からの30分枠のドラマで、全国ネットのメジャー局だ。今、アイドルグループで巷を賑わせている春元康が監督、プロデュース、脚本まで手掛ける。主演俳優はライダー上がり、ヒロインには、春元康が育てあげたアイドル。間違いなく高視聴率になるだろう。

「春の番組なら、年明けからクランクインかな?忙しくなる前にキャンプでも行こうか?車も明日納車だし…。」「わー!嬉しいなぁ!キャンプ!キャンプ!」風呂上がりでビール片手の私に抱きついてきた!「おーい!調教の時以外は…。」「奴隷が望むなら、問題ないでしょ?」最近、良い意味で我儘だ。奴隷誓約書が、自分の為に作られたこともよく理解している。

 来週の水木と連休を取って、キャンプに行くことにした。沙莉のテンションが高すぎてちょっと抑えておかないと怖いくらいだ。
 今朝も朝から収録があるのに、私の昼食まで準備して、出ていった。頑張り過ぎてしまうタイプだから、ここは私が上手くセーブしてやらないといけない。

「えっ?ロープも浣腸もですか?」「うん、持ってくよ!」「でも、シャワーとか無いと、さすがにちょっと…。」「コインシャワーがあるから大丈夫!」ちょっと渋る沙莉を説得して車を走らせた。片道90分、ドライブには丁度良い。

 走り始めて15分ほど、ずっと喋っていた沙莉の会話が止んだ。ここんとこ、ちょっと頑張り過ぎて疲れているようだ。
「着いたよ!」「えっ?もう?」「1時間半は走ったかな?」「えっー?そんなに私寝てました?」夢もみないほど熟睡していたようだ。
 管理事務所で使用料と、焚き火用の木を買う。今回は、和牛の腿肉の固まりと野菜をたっぷり、袋麺を持って来た。あまり料理に手前をかけ過ぎると疲れるし、プレイの時間が取れない。
 このキャンプ場は、オートキャンプも出来るので、テントは張らずに車のキャリーを利用してターフだけを張る。焚き火場もある。
 折りたたみのテーブルとディレクターチェアをセットして、近くに探検に出かける。
 直ぐ側に綺麗な渓流が流れていて、上流の有料鱒釣場から逃げて来た虹鱒が泳ぐのが見える。
「残念だな!今度は、釣り道具を持ってこよう。」「きゃー!冷たい!」沙莉が手を浸けて、頬を濡らした。沢蟹を十匹ほど獲ってあそんでからキャンプに戻った。
 沙莉が朝から作ってくれたサンドウィッチをつまみながら、ビールを呑む。
「どう?キャンプは?」「もう最高ー!何だかリセット出来そう!」
 あたりが夕闇に包まれ始めた。広大なキャンプ場に車は僅かに3台だけ、それぞれが離れているから焚き火の灯り位しかわからない。
「調教を始める!」「えっ、あっ、はい!御主人様!で、でも、人が…。」「こんなに離れてちゃ、何も見えないかもな。」エネマシリンジと2リットルのペットボトルとローションを持って昼間に遊んだ河原へと向かう。車から離れた河原の大きく平らになった石の上に腰掛けた。昼間に見つけた大きな石だ。まだ温かい。
「脱ぎなさい!」「はい!御主人様!」Gパンを脱ぎ裸になった沙莉を膝の上に跨がらせる。唇を重ねて舌を絡め吸い合う。奴隷にとって、主人の唇や舌はご褒美になるので、普段なら調教後にご褒美として与えるのだが、初めての本格的な野外プレイだ。緊張を解して昂らせる。
 沙莉の白く丸い張りのある乳房と似つかわしくない小さもの乳輪と乳首が月明かりに浮かぶ。両手で下から揉み上げながら交互に乳首を吸い、舌で転がす。「アッアッ、気持ちいい!アッアア…。」いつもよりも敏感になっている。左手を尻に回してアナルに触れる。「いやっ!汚いですぅ!御主人様ダメ!」私の左腕を掴んでいるが、抵抗は弱々しい。アナルの入口を緩く揉みながら、乳首を吸い。舌先で乳頭を舐める。「アッいやっ!いやっ!アッアッ…。」乳首を軽く噛んでみた。「アッいやっ、アッアアアア…いっくー!」こんなに敏感になっていたとは…。


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