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美少女秘密倶楽部
【痴漢/痴女 官能小説】

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処女の値段-4

約1時間前、リトルエンジェル控え室
「はいこれ、あなたの処女膜の値段よ」
夜雲が分厚い封筒を私服姿で待機してた鈴香に手渡す。中身を見て鈴香が思わず目を見開いた。
「100万。正直私も侮っていたわ、鈴香ちゃんにこんなに値段がつくなんて」
「・・・何でですか?夜雲さんの予想通りなのに」
「確かに100万とは言ったけど、実は半分冗談みたいなものだったのよ。内容にもよるけど、大体50万前後が相場だったし。でもそれだけ鈴香ちゃんの魅力に惹かれた人がいるってことかしら。・・・ねぇ、最初にも聞いたけどそろそろ話してくれてもいいんじゃない?何で出ようと思ったの?」
「・・・お金が欲しいんです。それだといけませんか?」
「私は女の子の意思は基本的に尊重する考えよ。でも今の鈴香ちゃんは、鈴香ちゃんらしくない気がするのよね。何だか無理してる感じが出てる」
鈴香は夜雲の質問には答えなかった。相手に答える気がないと察すると夜雲もこれ以上の質問はしなかった。何とも重い空気が部屋中に立ち込める。
「あの、夜雲さん。今日の私の相手の方ってどんな方なんですか?」
「ある会社の社長よ。年齢はおそらく鈴香ちゃんのお父さんぐらいかしらね。まぁ処女を買うのは今回が初めてじゃないから、そんなに痛くなる事はないはずよ」
その時、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。扉が開き黒服を着た男性スタッフが夜雲に声をかける。夜雲が怪訝な表情を見せながら、部屋を出ていった。
1人残された鈴香はハァーッとため息をつく。自分の初体験を見せ物にするなど正気の沙汰ではない。16年間真面目に生きてきた鈴香にとって、今日ほど緊張している日はないかもしれない。
2週間前、加奈から話を聞いた次の日の朝夜雲に第3部へできるだけ早く出たいと連絡した時は正気を疑われた。それから毎日の様に本気がどうか確認されたが鈴香の意思は変わらなかった。あの日から部屋に引きこもりがちになった妹の姿を見ていると早く何とかしてあげないと、と思うようになっていたのである。
やがて意思は硬いと諦めた夜雲が告知をかけたところリトルエンジェルの闇サイト内でオークションが始まった。対象は速水鈴香、処女(医師による診断証明書付き)、ゴム無し中出しOK、NG無し、制限時間2時間。最近人気が出てきた鈴香だけあって、彼女の中に自分の性をバラまきたいと思う大人達がこぞって金を競り上げていったのである。
(今日が私の初体験の日。何となくだけど、もうちょっと先の事だと思ってたのに)
鈴香の学校にもすでに中学生や小学生で初体験を済ませている者が何人かいる。高校生の自分が一回やったところで別に珍しくも何ともないだろう。そう自分に言い聞かせていた。


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