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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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カウンセリング-2

「目を閉じて。」「はい。」「もっと足を開いて!」ニットのショートパンツの隙間から白いパンティが覗く。羽毛で撫でるように、微かに触れさせながら、膝の周りをくるくると這わしていく。すねから細い足首へ、足の指の間を親指から小指へと外側から踵へ、アキレス腱からハムストリング筋へ撫でていく。「ハァハァ…。」沙莉の吐息が上がっていく。膝裏から膝の上に五本の指を拡げて、一気に太腿の真上をつけ根に向かっと滑らせる。ビクビクっと沙莉の身体が波打つ。「アッアッ、アッアッ。」吐息が喘ぎ声に変わっていく。二三度上を滑らせて、今度は内腿を同じように滑らせる。数度繰り返すと、「アッ、ヤッ、ヤダ、アッ、アッ。」最後は滑らせて、ニットのショートパンツの上からクリトリスあたりを軽く圧迫する。「ダメ、ダメ、イヤー。アーッ、アアア。」椅子がガタつくほど身体が何度もうねった。どうやらイッたようだ。恥ずかしかったのか、大きな瞳が潤んでいる。手首のタオルを解き、椅子の左側から小さな頭を抱き寄せた。「よしよし、いい子だ沙莉。」「御主人様!」腹回りに腕を回して抱きついてきた。

 まだ虚ろな目をしている沙莉に元通りにTシャツを着せて再びソファーに座らせる。「まだ女性としては、全然未成熟だね。でも、感度はすごく良いね!」沙莉が照れ臭そうにしている。
 フェラチオの経験は無く、ペニスに触れたことも一度しかない。「うーん、ちょっと勉強するか?まずは動画を見てイメトレからだな。」「はい!頑張ります。」

沙莉に昔のSM誌を見せることにした。興味津々な目で表紙を見つめている。「来週までに全部に目を通しなさい。ちょっとしたテストもするからよく読んでおくように!」「はい!御主人様!」「来週から本格的な調教に入るから。今日はここまで!」


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