投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

熱帯魚の躾方の最初へ 熱帯魚の躾方 22 熱帯魚の躾方 24 熱帯魚の躾方の最後へ

回想(二)-2

 確信を得た私は、サディストへと変貌していく。「さぁ、次はご奉仕してごらん。」「はい。」普段の少し勝ち気な様相は消えて淫蕩なマゾの瞳に変わっている。愛撫やフェラチオに関して言えば、まだまだ稚拙なレベルで、教育が必要だ。この従順さ、放っておけば一時間でも二時間でも奉仕し続けるだろう。
「お尻をこっちに向けて!」シックスナインの姿勢になる。白濁した愛液で濡れそぼっている。暫く見ていると数滴が糸を引いて首に落ちてきた。「あんまり見られると…恥ずかしい。」「どうして欲しいの?」「舐めてください。」「イッても口離しちゃダメだよ!」熱いヴァギナに人差し指を入れ、中指をアナルに触れさせながらクリトリスを縦に舐め上げる。「ング、ング、ンーンー!」顔の上で腰が何度も跳ねて、顔に愛液がポタポタと落ちてきた。
「良く出来たね?ご褒美だ!」コンドームを渡す。「つけて!」「ごめんなさい。まだ、つけたことなくて。」コンドームを亀頭に乗せて先を口に含みながら、根元まで伸ばして装着するやり方を教える。「こ、これで、いいですか?」「よく出来た!偉いぞ!」梨花を仰向けに寝かせて、ゆっくりとヴァギナに挿入する。まずは亀頭だけ入れて、小刻みにゆっくりと動く、乳首を軽く吸ったり乳頭を舐め回す。半分ほど挿入して、乳首を軽く噛む。マゾヒストなら軽い痛みは、快感の甘い疼きへと変わる。
 唇を合わせ舌を吸いながらジワリと根元まで挿入する。暫く止めると、何とそれだけで昇りつめた。

「間違いない完璧なマゾヒストだ。」腕枕をしながら話す。「痛くなかった?」「大丈夫です。私、多分、人より欲求強いのかな?」「SかMかで、言えばMだよね。虐められるの好きでしょ?」「はい。」「そういうプレイしたことあるの?」「え、ちょっとだけ…。目隠しとか手縛られたり…。」具体的に聞いてみるが、SMにはほど遠い、お遊び程度のものだった。
「拓哉さんはあるの?」いつの間にか、主任から拓哉さんに格上げされていた。「引かないで聞いてくれる?強要したりしないから。」学生時代に付きあった主婦のことを出来るだけ細かく話した。「色々、やってみたいことあるけど…。」普段の瞳にもどった梨花がじっと見つめている。「色々?」「うん、所謂SMプレイ。興味ある?」気持ちを素直に引き出せるかどうかが難しい。「うん、ちょっと怖いかな。」「ダメ?そっか…。」残念そうに返す。「興味は、あります。ちょっとずつなら…。」
 次の休みに自宅でSM雑誌やSMビデオを一緒に見てみようという話になった。


熱帯魚の躾方の最初へ 熱帯魚の躾方 22 熱帯魚の躾方 24 熱帯魚の躾方の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前