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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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甘い同棲生活@-1





三月半ば。

まだ夜は肌寒い時期だった。

そんな金曜日の夜、会社からは車だとそう遠くない距離にある、中村加奈子と佐藤理央の住む家に、遠月木綿子は遊びに行くこととなった。

木綿子はトップとサイドはふんわりとセットされたショートカットで、襟足は少し短めになっている。
髪の色は明るめの茶髪。
春を意識して、綺麗に施されたネイルカラーは薄めのピンクだ。

白いシャツの上に、ベージュの薄めのニット、黒いワイドパンツを履いている。

「お邪魔します」

先に理央は帰ってきていたようで、加奈子の車に乗って、二人の家までやってきたのだった。

「柚木も、木綿子ちゃん会いたがってたのよ」

玄関に入りながら加奈子が言う。

二人は一軒家を借りたのだった。
玄関を入ると、左手に二階へ続く階段があり、一階の廊下を進むと手前から和室、そして奥には和室からも廊下からも行けるようになっているダイニングキッチンがある。
左手の階段の真下辺りは、トイレとバスルームになっている。

一階の和室にはテレビが置いてあり、リビングの役目を果たしているが夜は加奈子の寝室として使われている。

二階には洋室が二つあり、そこが理央と柚木のそれぞれの部屋になっている。

入ってすぐ右手の和室に入るよう、木綿子は促された。
加奈子が電気をつけたあと、木綿子はぎこちなく、遠慮がちに端っこに座る。

「朝、しまう余裕なくて……。あたしの布団置きっぱなしでごめん」

「いえ、全然」

「ーー二人は……。ん、言っといた通り、お風呂入ってるね。偉い」

バスルームの灯りを確認し、加奈子がダイニングテーブルに買い物したものをエコバッグから取り出しながら言った。

「二人が一緒に住むなんて、結構意外だったかも」

「えー、そう?」

「だって、中村さんって良くも悪くもお堅いから。一緒に住んだら籍入れてないとはいえ、後戻りできないじゃないですか。
今だから言うけど、よりによってあんなヤリチン選ばなくってもって、ファミレスで佐藤くん迎えにきた時思いましたよ。ぶっちゃけ」

「ははは。ヤリチンが頑張って、色々我慢してくれてるからいいんじゃない?」

加奈子はケラケラ笑いながら言う。
以前なら、「ヤリチン」など絶対発言しなかった加奈子が、軽い冗談を言えるようになったのは、明らかに理央が原因だろう。

それに、加奈子は決して彼が「ヤリチン」だったことを否定しない。
それは、理央がいかに加奈子と二人きりの空間で、加奈子に甘えているかということを対外的に公表しないためでもあった。
一緒に住み出したことで、二人が付き合っているのは、会社にはバレてしまっている。

その一方、理央自身、キャラクターとしての甘え上手を普段から装っているが、付き合っているとしても精神的に深いところで加奈子に甘えていることを出さないよう意識しているようだった。

それは社会人としての彼なりのルールであり、プライドであろう。


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