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美少女秘密倶楽部
【痴漢/痴女 官能小説】

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凌辱-5

心の中で喜びながらも表向きは落ち着いた様子を見せる加奈。エレベーターに乗ってる最中も世間話で加奈を和ませるカズヤ。少しばかりの会話を弾ませながら2人は4階の編集部へと辿り着いた。扉の横の装置にカードキーを通すと鍵がガチャリと開いた。
案内された編集部も乱雑な様子はなく綺麗に整理整頓されたデスクがほとんどだった。加奈の学校の職員室の机の上と比べると雲泥の差があるほどだ。やはり少女向けの雑誌編集者となると綺麗好きが多いのだろうか。
(あれ来月号のサンプルかしら。表紙はモデルの南沢ニカちゃんか。やっぱり可愛いなぁ。・・・あ、あれは抽選でしかもらえない限定アクセ!私当たんなかったんだよねぇ)
雑誌愛読者にとってお宝だらけの空間を進み、加奈は1番奥のブース席に案内された。パーテーションで囲まれた対面式のソファとガラステーブルが置いてある空間で、傍には観葉植物が置かれている。加奈に座るよう促すと、カズヤは少し席を外ししばらくするとガラスの器に入れられたアイスティーを持って現れた。
「暑かったからね。冷たいものでもどうぞ」
加奈は何の疑いもなくそれを口にした。外は暑くここまで夏の日差しの中を歩いてきたせいか喉もカラカラである。遠慮する事もなくそれを飲み干し、グラスを空にした。フゥと一息つく加奈。そして、その様子を対面に座りジッと見ていたカズヤがおもむろに口を開いた。
「それにしてもカナデちゃん・・・いや、加奈ちゃんの方がいいのかな。わざわざここまできてくれて嬉しいよ」
カズヤの声が何故か加奈の脳に響くように刺激してくる。何かが変だ。カズヤは別に取り留めもない普通のことしか話してないのに、彼の一声一声を聞くたびに何故か落ち着かなくなる。
「一応メールでも簡単に説明したけど、僕はメロンティーンのスカウトを担当している。と言ってもやることはそれだけじゃなくて編集や営業なんかも兼任してるけどね。あとは担当モデルの教育やケアも僕が一任している。もし加奈ちゃんがもしモデルデビューすることになったら、その時は僕が付きっきりで教えさせてもらうからね」
頭がクラクラしてきた。暑さのせいで熱中症にでもなったのだろうか。ただ外を歩いている時は何ともなかったし、ここは室内で冷房も効いている。熱中症の可能性は薄いだろう。
加奈は具合が悪い事を悟られないようにしようと、背筋をピンと伸ばし少しでも元気な様に見せた。そんな虚飾を張った様子をカズヤは説明を続けながらただじっと観察していた。
「・・・それにしても可愛いなぁ」
カズヤがニヤリと笑いながらそう呟いた。その笑顔は先ほどまでの爽やかな表情とは一変し、まるで獲物を狙うハンターの様な不安を煽る顔つきだった。
加奈の胸に嫌な予感が立ち込めた。
「スタンプで隠してたけどやっぱり生で見ると違うな。整った顔立ちにパッチリとした目、はつらつとした声も男受けしそうだ。それに何と言っても、中学生にしてはいやらしい体をしてるね。おっぱいは何センチあるのかな?」
思わず加奈は自分の耳を疑った。胸のサイズをきくなど初対面かつ年頃の少女に尋ねる事ではない。だが本人は気にするどころか、ニヤニヤと加奈の全身を舐め回し値踏みする様な視線を向けていた。


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