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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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恋人から香る、親友の匂い-7

「ど…した…の、ちゅー、優しい」

加奈子に心を読み取られているような気がして、理央は恥ずかしくなる。
加奈子の方から、舌を差し入れ、ねっとりとした舌でゆっくりと理央の口腔内をかき混ぜる。
そんなキスに理央の頭はクラクラし、呆けてしまいそうだ。
腰にぞわぞわと快感が押し寄せる。

「やっぱり……理央じゃないと、ダメだね。武島くんもすごく素敵な人だと思うけど、こんなにきっとーー安心できないもん」

腰に添えられた理央の手に、加奈子は自らの手を重ねる。

はぁ、と加奈子の口から吐息が漏れた。

理央は、加奈子の艶っぽい表情に我慢ができなくなって、腰を強く掴み、腰を打ち付ける。

「あっ……く、ぅ」

加奈子は添えた手を思わず口元に滑らせて、塞ぐ。

「ん、んんぅ、ちゅ…してって言ったのに、意地悪」

加奈子は口を手で押さえているのとは反対の手で、理央の体を引き寄せる。
愛おしそうに理央の頭を抱えて汗ばんだ髪の毛を撫でた。
体内を突かれて、理央の頭を抱えながら、加奈子は理央の耳元で囁く。

「はぁ………んん、すご……い、我慢してたから、ずっと……」

ーーこの身体は知ってしまった。
性的なことが嫌いなわけではなかったが、誰にも開放する心の余裕のなかった時期を経て、体を開くだけでなく、好きな人と心もひとつになる安心感を。
大きなそれが体内のギリギリまで押し広げるその感覚を。熱を。

好きな人を求めて、どろどろに溶けてもだらしなくないのだと、むしろそんな加奈子が好きなのだと、理央は言ってくれた。

「僕も、気持ちイイ」

「いいよ、好きな時に出して」

二人とも下半身だけを露出させ、静かに快感を求め合う。

「ん、く……んんっ……また、い、いく……」

加奈子が絶頂を迎えても、理央の動きは止まらない。
だから、加奈子の絶頂が持続してしまう。

「んん、んっ……ナカ、ずっとびくびくして……るっ」

「ぼ、僕もイクから……待って」

パンっ、と勢いよく打ち付ける音がしたかと思うと、理央が腰の動きを止める。

はっ、はっ、……と加奈子が短く呼吸をして、ぎゅぅうっと理央の体を抱きしめた。

理央が体を離して、コンドームの処理をしている横で、加奈子はそれに背を向けて自らの体液をティッシュで拭い取ろうとする。

そうすると後ろから理央に抱きしめられた。

「なぁに?」

ティッシュを持った手を捕まれ、加奈子は振り向かされると脚をM字に開いて座った状態で、そこに顔が近づいてくる。

「え、理央、え……?!」

戸惑っていると、べろん、と舌でクレバスをなぞられる。

「は、ぁっ……んん、ちょっと、恥ずかしい……!」

「勿体ない、こんなに濡れまくってるのに」

理央はぬめったそこの体液を舐めとるように、にゅるにゅると舌を動かしていく。
幾度も絶頂を迎えたせいで頭が呆けているにもかかわらず、さらに何も考えられなくなる。


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