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義娘のつぼみ -背徳の誘い-
【ロリ 官能小説】

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エピローグ〜父娘(おやこ)の行き着いた場所〜-2

「赤ちゃん出来たのが分かってから、パパと全然してないし……」

 妊婦にとっては、四か月目くらいまでの妊娠初期が最もデリケートな時期だという。この時期の性行為は避けなければならなかった。

「……ええと、エッチしたいの?」

 茉由の大胆な言葉に、武司も顔が紅潮する。浮気などしない武司も同様、ここ数か月ばかりセックスは全くしていなかった。

「う……うん」

 運転席をチラリと横目で見ながら、彼女はコクリと頷いた。

「それじゃあ、今夜、久しぶりにしようか?」

「うん!」

 そう返事をすると、茉由は武司に寄り添い、彼の左腕に両腕を絡めた。妊娠後、より大きくなった彼女の胸の膨らみが、武司の腕に押し当てられる。彼が左肘で、その柔らかい弾力を味わっていると、

「あ、それから……ひとつだけお願い」

 と、茉由は続けた。

「ん?」

「男の人の精液はお腹の赤ちゃんによくないんだって。だから、中で出すのはダメだからね?」

「……分かった。コンドームを買ってから帰ろうか」

 苦笑混じりに言うと、武司は最寄りのドラッグストアに向けてハンドルを切った。


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