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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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消えた西進不動産-8

病院でも若菜ワールドは全開だった。精密検査を受けた3人だったが、特に異常は見られなかったが、一応大事をとって3人とも一日入院する事になった。
検査を終えた若菜の心配ごとは一つだ。
「取り敢えず異常はないので一晩安静にしてゆっくり休んで下さい。」
そう言った医者に若菜はモジモジしながら聞いた。
「あの…、病院ってぇ、オナニーしてもいいんですかぁ?」
「はっ…??」
耳を疑う医者。
(で、出た。こんなトコでも…)
華英は呆れ、白澤はそっぽを向いて知らんぷりをする。
「病室でしてもいいんですかぁ??」
「い、いやー…」
頭をかいて困惑する。
「それともオナニー出来る部屋とかないんですか?」
「あ、あいにくそう言う施設はないんですが…」
「えー!?刑務所の中でさえ時間と場所作ってくれたのにー!」
「そ、そうは言われましても…」
「出来なきゃ困るぅ!ねぇ、華英ちゃんだって困るでしょー!?」
華英にまで話を振る。
「わ、私は…(お願い、私を巻き込まないで!!)」
いい迷惑だ。もう勝手にそこらでしちゃえばいいのに、そう思った。
「あの、一応爆発で負傷され少なからずとも体にダメージを受けてらっしゃるんですから、あまり刺激のある行為はお勧め出来ません。安静にしないと。」
医者が宥める。
「えーっ… 、オナニーしたいよぅ…」
「我慢して下さい。」
「わ、分かったわよー。」
スネた子供のように口を尖らせる若菜が滑稽だった。
「では3人とも、お身体を洗い流していただいて結構ですよ?ご案内します。」
検査着には着替えたが体はまだ煤だらけだ。3人は看護婦に案内されシャワーを浴びる。
(ああ、オナニーしたい…)
オナ禁を言い渡され仕方なく諦める事にした若菜はシャワーを股間に当てて禁欲に耐える。
(ああ、あったかくて気持ちいい…。昔は良くやったなー、シャワーオナニー。中学生の頃。まだオナニーするのも恥ずかしかったあの頃が懐かしいなぁ。)
まだ父親が生きており、刑事になろうとは思っていなかった頃が懐かしい。
(あれから色々あったなー。気付けば警視総監。あの頃に戻りたいなー。お父さんとお母さんと手を繋いで、公園に行って遊んで。歩けなくなるぐらいに走りまくって、帰りお父さんにおんぶして貰って…。お父さん、お母さん、会いたいよぅ…)
若菜は昔を思い出し急に切なくなり涙を流した。その顔に上からシャワーを当て暫くそのままシャワーの温もりを感じていた。
若菜はもしかしたら先程の爆発で命を脅かされた事に少なからずとも恐怖を覚えたのかも知れない。死と直面し、普通ではいられない自分に気付いていた。


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