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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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蹂躙-1



カメラを構えた元・痴漢師は、弘恵を中心に置いた三角陣を敷いている。
その周囲には鈴木達、強姦魔が並んで囲んでいた。


「わ…私はッ…私は覚悟してこの仕事してんのよ。オマエら全員の顔は、しっかりと覚えてるわ!」


太めの眉毛は引き攣ったようにつり上がり、涙に煌めく瞳は焦りと激しい怒りに揺らいでいる。
鼻穴をヒクつかせる鼻は仄かに赤く染まり、怒声を吐き出す唇はプルプルと震えていた。

手も足も出ない孤軍奮闘の弘恵だが、未だ覇気は充分。
両手を後ろに回されての膝を合わせた前屈が、まるで獲物に飛び掛かる直前の猛獣のようでもあった。


「集団にならなきゃ何も出来ない腰抜けにクセに…ッ!理性も知性もないゴミカスのケダモノぉッッ!!」


……全言を撤回しなければならない。

真に強い猛獣ならば、こんな台詞を叫んだりしない。
静かに好機を待ち、その瞬間に全てを薙ぎ払うはずだからだ。


「ぅあ"ッ!?な、なにするのよぉッッッ!?」


真後ろから接近した吉田は、弘恵のスラックスのベルトとホックを乱暴に外し、ジジッと音を発ててファスナーを下げた。
狼狽えを隠せない弘恵は膝をよりピッタリとくっつけてズリ下がるのを防いだが、滑らかな肌色のストッキングと自重のあるベルトが災いして、早くも尻の半分が吉田の視界に現れた。


『へぇ〜、パンティの色はピンクかあ。少しは女っぽいトコがあるじゃねえか』

「みッ…見てんじゃないわよ!あ…あッ!?何なんだよオマエらぁ!!」


ジワリジワリと全貌を現す尻を見ようと、男共は移動を始めた。
方向転換すら叶わぬ弘恵は必死に身体を捩り、懸命に顔を後ろに向けて男共を怒鳴り散らす。



『なんか……ケツがしょぼく≠ネいか?丸みが足りねえっていうか、肉付きが悪いっていうか……』

『同じモデル体形でも、明日香とは比べられねーよなあ?アッチはプリップリの美味そうなケツしてたしよお』

『まあ仕方ねえか。俺達がターゲットにしたヤツじゃねえし。コイツが勝手にしゃしゃり出てきて邪魔だった≠ゥら拉致っただけだしなあ?』

「ッ〜〜〜〜〜!!!」


耳を疑うような罵詈に、弘恵は打たれた。

少なくとも弘恵は、自分の身体に自信があった。
あらゆる流行のファッションを着こなしてきたし、このスタイルに敵う女性には、今だに会った事は無かった。
なんとなれば、親友の風花にすら「負けてない」と思っていたくらいだ。


「かッ身体が弛んだクソオヤジに言われる筋合いなんて無いわよッ。興味もないなら早く服を戻せッ!!」


自堕落な生活を送っているのは、その身体を見れば一目瞭然だ。
汗を掻くのは女性に乱暴をする時だけであろう醜い連中に、この生まれ持った美貌を蔑む権利など有ろうはずがない。


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