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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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フェミニンマインド、大飛躍-5

ベッドの上でエクスタシーの余韻でグッタリとしていた都姫。意識が普通に戻って来ると、会社から帰宅して即オナニーしてしまった自分が恥ずかしくなった。
「か、会社が大変なのに、何で私、オナニーなんかしてるのよ…」
部屋に誰もいないが、全裸で股をグチョグチョにしている自分がはしたなく感じた。都姫はすぐさまシャワーを浴びた。
バスタオルに身を包みリビングに戻りお肌の手入れをする。
「もし今、神谷くんが帰って来たらどうしよう…。バスタオル、すぐに剥ぎ取られちゃうよね…。それよりもスッピン見られちゃうじゃない…。それだけは嫌…」
裸は見られてもスッピンだけは見られたくないと言う女心は、鉄平をどう意識してるのか、自分では気付いていなかった。
「でも今日はさっきの女と一晩お楽しみでしょうから来ないわよね。」
そう言って自分を安心させようとした都姫だが、胸の中に何かが蠢いている事には気付いた。それが何なのかは分からなかったが…。

お肌のお手入れを終え、髪を乾かすと、明日の為に早めに寝ることにした都姫。今夜は何となく全裸で寝たい気分だった。都姫は一糸纏わぬ姿でベッドに入り目を閉じた。
(ち、違うわよ…!神谷くんが帰って来て、ハイどうぞ♪って意味じゃかいからね!?)
都姫は自分で自分にした意地悪な質問にセルフで反論する。色々考えると寝れなそうだったが、5分後には眠りについていた。

朝6時。目覚めは爽快そのものだった。なぜこんなにスッキリしているのか分からなかったが、もしかしたらオナニーで性欲を発散したからかなとも思った。だがそれを認めてしまうとオナニーが癖になりそうなので認めない事にした。
それからシャワーを浴びてメイクをして身なりを整えた都姫は部屋を出て出社する。
だが電車に乗った瞬間、大変な事を思い出した。
(あ…!バイブを片付けるの、忘れた!)
昨日使ったまた、どこに置いたか記憶にない。記憶がないと言う事はベッドの上か、転げて床に落ちたかだ。今夜もし鉄平が来ると言っても、とにかく先に部屋に入りバイブを片付けなければ…。そう思った。
(それにしても神谷くん、あの女と一晩熱い夜を過ごしたのかしら…)
まず考えなくてはならないのは、服を増産してくれる工場を見つける事だが、都姫はついついそれが気になってしまうのであった。


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