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同好会のそれ(修正版)
【複数プレイ 官能小説】

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サトコは 俺の手を取ると
ゆっくり立ち上がらせてくれた。

「あ、男子!女子を見つけても全員目隠し取っちゃだめだからね!」
「な!結構不便なんだぞ!」
リュウさんが床のどこかから抗議した。
「声出しちゃダメだって言ったのに・・・女子を見つけても 目隠しはそのまま!」
「おいおい!女子に会ったら 終わりじゃないのか?」
リュウさんが どの辺りにいるのか 大体わかる。
サトコは 少し笑ったような雰囲気を出しリュウさんに答えた。
「終わりじゃないよ・・・・・始まり・・・・だよ」
リュウさんが 言葉を返さなかった・・・。

その言葉の意味は なんとなく 分からなくもない・・・。
「あ、でも 女子が男子の目隠しを取ってあげるのは・・・ありかもね」
サトコは 俺の手を引き ゆっくり歩き始めた。
「あなたも 声出しちゃだめよ」
俺のことを あなた と呼ぶのか・・・。
なるほど サトコを当てた男子が 誰かわからないように ってことか。

俺は チカがどこにいるのか 
男子がチカの近くに迫ってないか
心配しながらも 
視界を失ったまま サトコに誘導されて
脱衣所に着くことができた。
サトコの温かい手・・・それを握っていた。


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