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青い空と白い水着
【レイプ 官能小説】

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青い空と白い水着-1

月島碧は手を頭上に組んで大きな伸びをした。
 夏の空は深みのある青さで、白く厚みのある雲と、目も眩みそうな鮮やかな対比を為している。空に吸い込まれそうな、という表現があるが、今、碧が見上げている空は吸い込まれると言うより奇妙な浮遊感を感じ、頭から落下していくような、そんな怖さがあった。
 この砂浜は人も少なく、貸し切り状態で、ある意味とても贅沢なのだが、どんなに素晴らしい景色も今の碧にはとてつもなく退屈なものであった。
 夏休みを利用して父の実家に家族で帰省しているのだが、これと言った友達もなく、何年か前なら一緒に遊んでくれた従姉・美奈子も自分の友達との付き合いが大事なのか、なんとなく疎遠になってしまっている。もちろん、自分から遊んでくれとねだれるような年齢でもなくなったし、ましてや見知らぬ同世代の子達と屈託なく遊べる筈もない。
 結局、碧は退屈を頭から丸かじりしながら、美しい砂浜を独りぶらぶらと散歩するしかなかった。
「はぁあ〜〜あ、こんな事なら知代ちゃん達と近所のプールに行っていた方がまだましだったなぁ……」
 ふと、級友達の顔が脳裏をよぎり、大きな溜息をつく碧。もちろん、帰省する前にこういった事態を予想しなかったわけではない。去年は従姉の美奈子ともあまり会えなかったし、そろそろ家族で旅行という年でもない。それでも、碧が両親と共に帰省したのは美しい海と、ひと夏のアバンチュールを期待したからだ。

■アバンチュール 名 《仏avanture》@冒険 A冒険的な恋愛

 少し大胆とも思える白いビキニを身に纏い、白い砂浜を歩く碧。グラビアを気取ってはみても、ギャラリーはウミネコか、ぶかぶかの海パンをはいたお子様だけ。年齢的に釣り合いのとれる男性は見あたらず、碧はますます暗鬱な気分に入り込んでいった。
 もっとも、もし此処にそれなりの男性がいたなら、その視線は碧が独り占めしていた筈である。碧はグラビアアイドルを気取れるほどの容姿を備えていたし、人を惹きつける明るさがあった。子供っぽい丸みを持つ顔とは反対に胸の膨らみはみちみちとビキニのブラに詰まっており、まだ日に焼けていない白い肌は水を玉のように弾き、体を動かす度にその身体からはゆらゆらと少女の色気を発散していた。ここが芋洗い状態の街のプールであれば、中年親父が粘っこい視線を送り、水に入ればどさくさに紛れて身体に触れてくる不逞の輩が大勢いたことだろう。
 ともあれ、碧は浜辺をぶらぶらと散策し、時折海に浸かって泳いだりもした。しかし、恰好良い男の子は別としても、一人である退屈に違いなく、碧は岩場の方へふらふらと歩き出した。昔、美奈子に教えてもらった秘密の場所をふと思い出したからである。一つは沖に見える無人島で、もう一つは浜辺から隔離された岩場である。今から無人島へ行くにも無理があるし、昔を懐かしんで誰も来ない岩場に行ってみるのも面白いかも知れない。そう思った碧は、古い記憶を頼りに岩場を乗り越えていった。
 しかし、秘密の場所に行ってみると、そこには先客がいた。はっとして身を潜める碧。二人の若いカップルが岩場の陰で水着姿のまま抱き合っていたのだ。すぐにでもそこを立ち去ろうと考えた碧であったが、どういう訳かそこから離れることが出来なかった。理由の一つは、慌てて動いて相手に気付かれでもすれば覗いていたと思われかねないからで、もう一つは濃密な抱擁を交わすカップルの女性の方が、あろう事か従姉の美奈子であったからだ。
 疎遠になったとは言え美奈子とは祖父の家で一緒であるし、見間違う筈はない。その美奈子が今、目の前で、若い男に身をあずけて艶然とした笑みを向けているのだ。
「美、美奈子お姉ちゃん……!?」
 碧は喉から声が出かかるのを慌てて飲み込んだ。幸い相手に気付かれた様子はなく、美奈子と男は唇を交わし始めた。それは碧が知っているキスとはほど遠い、濃厚な、そしてとてつもなく淫靡な口づけであった。
 にちゅにちゅ、くちゅくちゅと互いの舌を絡ませ、唾液を啜り合う二人。男の日焼けした逞しい腕が美奈子の褐色の肌に巻き付き、濡れた水着の上から乳房をまさぐると、美奈子はそれに応えるように細い指を男の盛り上がった股間に這わせた。
 男の股間は既に限界寸前までに膨らんでいた。遠目に見てもその形ははっきりと分かるほどで、ビキニのパンツからは赤黒い亀頭がはみ出している。碧は膨らんだ股間を見たことはあるが、生の陰茎を見たのはこれが初めてであった。グロテスクだと感じると共に、目が離せない碧。心臓は既に早鐘のように高鳴り、緊張に喉が渇いていく。
 やがて男は美奈子を膝の上に乗せ、その豊かな身体を背後から弄んだ。水着の脇から手を潜り込ませ、柔らかな乳房に指を食い込ませる男。水着の脇から日に焼けていない白い乳房がはみ出し、薄桃色の乳輪が見え隠れする。
 頬を紅潮させ、男に身体をあずける美奈子。その潤んだ瞳は碧がこれまでに見たことのない、大人の女の瞳であった。


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