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同好会のそれ(修正版)
【複数プレイ 官能小説】

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合宿始まる-11

まず 女子が一つずつ ご褒美文を作る。

胸を触れる とか
一枚 脱がせる とか
例を挙げられてるが
内容をエッチな感じにすることが条件だった。

それらを 内容を他の人に見られないように各自で小さな紙に書き
四つに折って テーブルの上に集めた。

4個のその紙を サトコが針を使わないホッチキスで封をしていく。

それとは別に
何も書いてない紙も四つに折って それを4個作った。

「では、まず女子が 褒美の紙を一枚適当に取ってね」
サトコが一番にその中から紙を取ると 他の女子も選んで取っていく。
「空けちゃダメよ、次 男子は こっちの紙を取ってね」
俺たちは 何も書いてない紙を取っていく。
「何も書いてないんだろ?これ」
「そうよ。今はね」
サトコは事務的に話すと
また紙を出して 小さく分けてから
そこに何かを書き出した。

グラスの片付け を二枚
生ゴミ出し を二枚
2階の部屋の片付け を二枚
夕食の下ごしらえ を二枚

「準備完了!リュウ好みのゲームが出来たわよ」
「おお!!さすがサトコ!で、どうやるんだ?」
リュウさんがすごくはしゃいでいる。

ほかの皆は 少し緊張してるのか
困ってるのか
サトコを見つめていた。

「説明しましょう。今から、作業を分担します。」
「それが、さっきのあれか、ゴミ出し とか」
「そうそう、それで、不規則に男女のペアを作って、作業してもらいます」
サトコはそう言いながら その作業分担の8枚の紙を裏返して混ぜた。
「なるほど、これで 同じ作業を引いた相手と 作業するんだね」
シンヤは 普通に作業をするんだな くらいの感覚で話している。

「ここからが大事、その作業中に、宝探しをしてもらいます」
「おお、ゲームっぽくなった」
ユウヤが 少し嬉しそうに叫んだ。

「宝は さっきの 褒美を書いた紙。それを 女子の体のどこかに隠します」
サトコは話しながら赤面してきている。
みんなも 少し察してきているせいか
表情が 少し変だ。
俺もかも しれないけど

「隠すって、ポケットとか?」
ユキは ポケットのない自分のワンピースをパタパタさせて話した。
「ポケットでも、手の中でも、服の間でも」
サトコは遠まわしに言っているが
下着とかに隠すって事も あるってことだよな。
「男子の この紙は?」
リュウさんは 何も書いてない紙を手にしたまま話しかける。

「それも 褒美の紙、女子用ね」
「女子用?」
「うん、男子も その紙を体のどこかに隠して、女子が見つけたら、そこに女子が褒美を書き込めるの」
「なんと!女子の方が得じゃない!?」
「そんなことはないと思うよ、女子に防御策がないでしょ?」
「え!?もし女子が 触るな!と書いたら・・・」
リュウさん、真面目な顔で話してる・・・・。

「その時は、その命令どおり、触っちゃダメ」
サトコは冷たく言い放った。
「それ、褒美じゃない・・・・・・」
リュウさんが 少し元気をなくしてしまった。

「問題は、この女子側の褒美の紙に、何が書かれてるかわからないってことね」
リエさんは 少し楽しそうに紙を見ていた。

「そう、持っている女子も、褒美の内容を知らないのが面白いでしょ?」
サトコはそう言ってから
少し顔を赤くした・・・。 
「では、次の準備・・・・・・宝を、隠しましょう」


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